【第18弾】転職面接で困った質問集 – 最後にいきなり「もし配属先が中国になっても大丈夫ですか?」と聞かれた

【第18弾】転職面接での困った質問集 - 「もし配属先は中国ですと言われても行きますか?」

読者が面接で経験した、思わず沈黙してしまった鋭い質問、面接で聞かれた変な質問、つい笑ってしまった質問、撃沈してしまった質問の数々と、それに対してどう答えたかを集めた人気シリーズの【第18弾】です。
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【第18弾】面接で聞かれた、答えるのに困った質問、思わず沈黙してしまった質問

とあるプロ野球チームの関連会社に転職採用試験に行った時に「あなたはどの野球チームのファンですか?」という質問されました。ちなみにその関連会社の社名は野球チームの名前が入っていますが野球には全く関係ない職種です。

正直にそのチームとは異なる自分の好きなチームを言いました。また長年そのチームのファンだということも伝え、野球が大好きであることを付け加えました。面接官からは「素直ですね」と言われました。ちなみにその面接管も他チームのファンだとおっしゃっていました。結果的に無事に採用され働くことができました。(女性 35歳 神奈川県 現在は働いておりません。その当時はリース会社です)

採用担当者に簡単な常識テストをうけたあと、唐突に『最近の気になるニュースは何でしたか?』という質問をされ、近くで起きた殺人事件を答えたら、『あなたが犯人だったらどう思いますか?』と質問されたこと。

何度も『私?私が犯人だったら…ですか?』と聞き返し、『私は人を殺したいと思ったことは1度もありません。なので、その犯人のことは1ミリもわかりません。』と言いました。面接担当者は『そうですよね』と笑っていました。結果は採用でした。(女性 29歳 千葉県 主婦)

繊維関係の工場なのですが、中国にも会社があり、面接時に、「もし配属先が中国ですと言われても行きますか?」と聞かれて、そんなこともあるのかという驚きと共に、正直に答えていいのかすごく迷い、困ってしまいました。

「はい、行きます。」とは答えられないし、「行きません」と言うわけにもいかないし、「その時に考えますが頑張りたいです。」と答えました。面接官は「確かに…」という感じで笑っていました。結果は採用してもらえました。(女性 21歳 福井県 販売員)

ネット通販サイトの運営業務を行っていた前職から、同業者にて転職面接をした際、サイトの売上や会員規模、また取引先について細かく聞かれた時は困りました。明確に返答しないと、自身の運営サイトのKPI(重要業績評価指標)も理解していないと思われそうで嫌でしたし、そうは言っても当然社外秘の情報なので話せないし。

数字に関しては大まか且つ実際以上、取引先については会社概要にも掲載されている明確な会社のみ回答しました。面接官の反応は、サイトの規模を褒め、数字をメモするばかりだったので、競合他社チェックに使われた気分でした。面接試験結果は不採用でした。(女性 33歳 東京都 アプリ運営)

「あなたの夢は何ですか?」と聞かれた時、返答に困りました。ざっくばらんに【夢】と聞かれたものの、昔からこれといった夢もなく、深く考えたことがなかったので、とても困りました。

人と接することが好きだったので、「自分が笑って人と接することで、相手にも笑顔になってもらうことです」と返答しました。接客にも関する面接だったので、面接官の反応は良く、二次試験を通過しました。(女性 25歳 大阪府 接客業)

面接で真面目に自分の長所や短所を話したあとに、「これどうかな」といって面接官が取り出したのは、おもちゃの国のようにかわわいい外国の遊園地の写真と、外国のニューハーフの方のセクシーな写真でした。

遊園地写真と極どいセクシー写真も同じ勢いで見てしまい、「素敵ですね」としか言えませんでした。「美に」ついてトークしながら、全てに共感の相槌をしていたら採用を頂きました。(女性 32歳 東京都 デザイン業)

事務職に応募し、面接を受けました。履歴書もうまく書けたし、自己アピールもうまく行っていたと自分では思っていました。終盤に差し掛かり、「苦手なことに挑戦して、克服した経験を教えてください」と聞かれました。

一生懸命考えて答えを出そうとしたのですが、全く思い当たる節が出てこず、とても焦って、頭の中は真っ白になりました。代わりになるようなことも全然出てこないし、仕方がないので、「すみません、思いつきません」と正直に伝えると、面接官は「いいですよ」と言ってくれました。でも結果は採用となりました。(女性 32歳 茨城県 主婦)

震災復興関連の市街地整備・住宅整備に関わる仕事をする会社で、応募時、志望動機のひとつに「公共性の高い仕事をしたい」と書いたのですが、面接で「公共性の高い仕事とは何か?」と聞かれて困りました。面接官の方曰く、「住宅を作ること、住民を集めること自体は利益が発生することであり、それ自体は公共性が高くもなんとも無い。それなら医者や教師の方が良いのではないか?」と言われました。

確かにひとつひとつの作業自体は公共性が高くないかもしれないが、その仕事の目的や最終形態が世の中で大きく問題になっていることの解決になったり、より多くの人の助けになるのであれば、公共性が高い仕事と言えると思う、と答え、その場では面接官も納得してくれたように見えたのですが、結果面接は不合格となってしまいました。
「世のため人のため」「誰かの役にたちたい」というような抽象的な表現では深く突っ込まれたときに答えるのが難しい、と勉強になった面接でした。(女性 28歳 宮城県 官公庁事務)

緊張している中で「100円ライターを工夫して高い値段で売れる様にして下さい」という質問をされました。自分が答えを探すまでに部屋の中は長い沈黙が続き、焦りました。

「そのままでは売れないので、目立つ必要があると思います。100円ライターのフォルムをゴジラや自由の女神像に加工して売る」と答えました。面接官の反応は良かった様に思えます。次の面接まで進むことができました。(男性 39歳 千葉県 小売業)

「○○さんがごく最近、楽しかった・生きていて良かったなと思った瞬間のエピソードを簡潔に話して下さい」と言われました。まさかそのような質問が来ると思っていませんので正直困りました。しかも当日は時間ギリギリで面接に伺ったこともあり、想定外の質問には頭の中が真っ白になってしまったのを覚えています。

しばらくの間頭を悩ませるように、面接にも関わらず沈黙になってしまいました。痺れを切らした面接官が「ちょっとしたことでも何でもいいですからね」と言ってくれましたが、これと言って何も思いつかなかった自分は、例え嘘でも何か言えば良かったのですが、「すみません、特にありません。」と答えてしまいました。面接官は笑いながら「そうですか」と言い、次の質問へと進めました。
面接結果は不採用でした。今となれば、この質問に答えられなかった時点で、自分は採用基準の論外であったのではないか?と思われます。(男性 30歳 東京都 会社員)

転職グッド編集部から

今回は【第18弾】をお届けいたしました。本当にいろんな質問があるものですね。読者の方からの質問アンケートを全部読むと、想定外の質問をされても焦らずにすみそうです。転職活動をしている方は参考にしてみましょう。
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