【第9弾】就職面接質問- 答えるのに困った質問、思わず沈黙してしまった質問集-「あなたが人生を生きる上で、参考になった言葉を教えて下さい」

読者が面接で経験した、思わず沈黙してしまった鋭い質問、答えるのに困った質問、つい笑ってしまった質問、撃沈してしまった質問の数々と、それに対してどう答えたかを集めた人気シリーズの【第9弾】です。
好評だった第1弾、第2弾、第3弾、第4弾、第5弾、第6弾、第7弾、第8弾につづいてお届けいたします。

【第9弾】面接で聞かれた、答えるのに困った質問、思わず沈黙してしまった質問

写真業界からコンビニ業界へと転職する際に聞かれた質問です。
「あなたが人生を生きる上で、参考になった言葉を教えて下さい」と書かれた面接用紙を渡され、それを面接官の前で書かされて、とても焦りました。

このとき、私は、養老孟司氏の著書に書かれていた「何とか形になりそうな事を、なんとかやってみるしかない」という言葉を記入しました。面接官の反応は、「なるほど」というくらいでしたが、後に面接に合格し、その時の事を尋ねると、「答えの質がどうというより、質問に答えようとする姿勢を見たかったのでこのような設問をした」と話して貰いました。なんとか合格したかったので、姿勢がそのまま出たような言葉でしたが、空欄にせず、「何とかやってみて」良かったと思いました。（男性　34歳　神奈川県　コンビニ店員）

「仮に内定をもらったとしたら誰にその喜びを伝えたいですか？」「また、その喜びを一言であわわすとどういった言葉になりますか。その表現力をぜひ、みなさんに問うてみたいと思います。」と

「わたしは大学の部活動の監督にその喜びを伝えたい」と答えました。当時、もっとも人生で相談事を投げかけていたからです。さらにその喜び方は思い浮かばず、嘘でも涙を浮かべることができたらという回答をしました。面接官の反応はいたって薄かったです。（男性　42歳　兵庫県　製造業）

比較的小さい会社での面接の時です。男性社員が圧倒的に多い鋼業系の職種の会社だったのですが、「弊社は比較的年配の男性社員が多いのですが大丈夫ですか？」と聞かれ、なんと答えるべきか迷いました。

「私自身、田舎（千葉の奥地）育ちであり、親戚の多い家庭で育ちました為、老若男女問わずに誰とも接する方だと思います。人生の先輩として色々と教えて頂けたらと思います。」と答えた記憶があります。その質問があったおかげで、私自身の緊張がほぐれたせいか、見事内定を貰えました。（女性　38歳　東京都　専業主婦）

1次面接であり集団面接だったのですが、そこで聞かれた質問です。
「無人島にたった１つだけものを持って行くとしたら、あなたは何を持って行きますか？」という質問に少し悩みました。

私は、その質問で真っ先に思い浮かんだのが無人島なので、生活するために必要な「サバイバルナイフ」と答えました。
面接官の反応は特に普通でしたが、この質問に対して一番多い回答が「ナイフ」「水をろ過できるもの」「火をおこせるもの」の３つらしいです。この３つを回答する人は、仕事において現実的なものの考え方をする傾向にあるそうです。結果は1次面接は通過しました。（男性　31歳　大阪府　専門系事務職）

近畿圏内の私立大学の講師の採用試験（面接）を受けた時に、「学力の低いやる気のない学生に対して、どのように指導していくのが良いと思いますか？」という質問を受けました。採用試験を受けた大学は平均より下の大学でした。

答えとしては、「学生個々人の意見をしっかり聞き、少しでもその学生たちのやる気がでるように講義を進めていきたいと考えております。また、学力の向上を促すために、自分本位ではなく、学生が理解できるように講義内容をかみ砕いて教えるようにします。質疑応答などの対応もしっかりとしていきたいと考えております」と答えました。面接官はうなずいて「なるほど」という答えだけでした。結果は採用でしたが、その後に他の企業から内定を頂きましたので、他の企業に行きました。（女性　29歳　京都府　調査関係）

個人面接で面接官が5人ほど並んでいるところの前にイスが３つ並んでいました。そのうち中央の前にたち、面接官のお座りくださいの合図と共に中央のイスに座った時、面接官から「どうしてそのイスを選んだの？」と質問されました。

5人の面接官のうち、中央の面接官の真向いのイスだったため、そのまま「ちょうど中央でしたので」と答えました。結果としましては、その面接で落ちてしまったのですが、それが原因かは不明です。（男性　39歳　千葉　サービス）

当時35歳女性の私に、面接の方が「ご結婚はなさっていますか？」と。未婚でしたので、「していません」と答えると、「今後結婚のご予定はありますか？」と面接官。
私「現段階では相手もいませんので、予定はありません」
面接官「相手ができたら結婚されますか？」と。

「今現在のことしかわかりませんので、現段階で結婚ということはありませんが、今後どういうどのような方との縁があるかもわかりませんので、今後のことについては全く分かりません。」と返答をしました。
面接官は、なるほどというような受け答えをされました。結果、面接には合格しましたが、個人的には何歳であろうと、結婚するときにはするだろうし、そこまで聞くことなのかな？と思いました。（女性　42歳　広島県　ホームページ保守）

製造業の面談で、当時は海外展開が非常に盛んな時でした。ですすから面談時も「海外でどの国に住んでみたいか」というちょっと変わった質問を受けました。その時は新興国をこたえるべきか先進国をこたえるべきか困りました。

実際に私が答えたのは新興国、それも15年前でしたが東南アジアの数か国を列挙しました。活気があって面白そうだということ、まだまだ日本企業のブランド力を高める余地が多いことが理由ということにして。（男性　38歳　兵庫県　製造業）

集団面接だったのですが、まず簡単な志望動機や今までやってきたことの紹介などを一通り終わらせました。「では最後の質問になります」と面接官が言ったのでどんな質問が来るのかと構えていると「私の趣味は何だと思いますか？理由を添えて答えてください」と言われました。面接の質問に対する回答などをしっかりまとめている人ほど返しづらい質問だと思いました。

その質問に対して私は「スポーツで汗を流すことです」と答えました。理由に関しては「着用されているスーツに2020東京オリンピックのピンがさしてあり、スポーツが好きだからだと思ったからです」と答えました。面接官なりのヒントがちりばめてあったようで、回答に対しては少し口元を緩めたような表情を浮かべました。ちなみに私の隣の人は面接官の着用している時計や、持っているペンに目をつけた回答をしていましたが、その人が答えているときの面接官の表情の方が好感触に見えました。結果、私はその会社には不採用となりました。（女性　29歳　兵庫県　広告代理業）

転職グッド編集部から

今回は【第9弾】をお届けいたしました。本当にいろんな質問があるものですね。読者の方からの質問アンケートを全部読むと、想定外の質問をされても焦らずにすみそうです。参考になります。
好評だった「第1弾」、「第2弾」、「第3弾」、「第4弾」、「第5弾」、「第6弾」、「第7弾」、「第8弾」もご覧下さい。