5分でわかる転職活動の流れ

5分でわかる転職活動の流れ

定年まで一つの会社に勤めていた時代と事なり、いまでは転職も珍しいことではなくなりましたが、それでも人生の重要なターニングポイントであることには違いありません。
「転職」とはこれまでに積み重ねてきた経験や知識、人脈や考え方を、新しい職場で開花させ、自分自身も会社も成長していくところに意義があります。

ここでは転職を意識し始めた時期から転職が決まるまでを時系列でご説明いたします。

1.転職の目的・理由を明確にしよう

「なぜ転職したいのか」をじっくり考えてみましょう。しっかりとした目的や理由を把握することでこれからの転職活動がぶれないものになります。
「他の業界に興味がある」「A社の技術や商品に興味がある」「実力主義の会社が良い」「自宅の近くで働きたい」「ベンチャー企業で目一杯働きたい」「年収400万円以上が良い」「今の会社が窮屈だ、やりがいを感じない」など、思いつくことをどんどんピックアップして、その中でもこれだというものを絞り込んでいきます。

その際に、ネガティブな理由はなるべく考えないようにします。人間誰しもつらい時や苦しい時には後ろ向きな考えを持ちがちですが、転職の第1の理由にしてしまうと、今後の就職活動や面接もうまくいかなくなってしまいます。また「そのことは現在の会社では不可能なことなのか」も考えてみましょう。転職をしなくてもちょっとした工夫で解決する場合もあります。

そのほかに現実的な問題として資金も重要です。新しい会社が決まるまで3~4ヶ月かかる事もあります。また失業給付も自己都合退職の場合は待期期間+支給制限で3ヶ月以上かかるので、それまでの生活費などを計算しておきましょう。余裕がないからといって慌てて決めてしまっては、何のための転職なのかわからなくなってしまいます。

2.転職先の業界・業種を調べよう

「ものごとは段取り八分」という言葉があるように、事前の下調べはとても重要です。特に現在とは異なる業界、業種への転職を考えている場合はしっかりと調べましょう。
一番のおすすめはその業界にいる同級生や知人に直接聞いてみることです。業界に知り合いがいなければ、仕事柄さまざまな業種に詳しい人が多い士業(税理士や社労士など)や金融系(銀行や証券など)の知人を探してみましょう。意外な情報を教えてくれるかもしれません。日本経済新聞や東洋経済などの専門新聞や雑誌、業界団体のWebサイトなども必見です。
志望業界の概要
・業界の発祥、成り立ち、戦前戦後から現在に至るまでの動き
・業界の規模、上位、中位企業の規模
・業界団体動向
などを理解しておくと、異なる業界でもなんとなく本質的なものが見えてくるはずです。
「転職先の業界・職種研究」ページを用意していますのでぜひご覧下さい。

3.転職サイトに登録しよう

目的や理由が明確になって、転職先の業界の調べもついたら、転職サイトに登録をしましょう。ほとんどのサイトは無料で登録できます。こちらの「転職サイト一覧」から選んでみて下さい。

採用する側の企業は転職サイトに費用を払って掲載してもらいます。全ての転職サイトに掲載するとそれなりの費用になってしまいますので、転職サイトを絞り込んで掲載する企業がほとんどです。すくなくとも2~3サイトには登録して、良い採用情報を見逃さないようにしましょう。
またハローワークにしか情報を載せていない企業もあります。転職サイトとハローワークをうまく利用しながら希望の会社の探すのがポイントです。

4.希望の会社に応募しよう

希望する会社がみつかったら応募(エントリー)をおこないます。「履歴書」「職務経歴書&自己PR文」は必ず必要になりますので事前に用意しておきましょう。特に「職務経歴書&自己PR文」は、パソコンの向う側にいる採用担当者に自分の実力と魅力を伝える大事な書類です。キャリアやスキル、資格、性格、仕事への考え方をきちんとまとめておきます。「職務経歴書の書き方ノウハウ、実例」を載せているサイトもありますので確認してみましょう。
リクナビNEXT社のアンケートによると、転職成功までに応募した会社の数は、5~9社がもっとも多く約19%、次いで2~4社が約16%、10社~14社が約15%となっています。意外に多いものですね。「20~50代の年代別!企業が求めている人材とは?」もご覧下さい。

5.面接当日

書類選考を通過したら、いよいよ面接です。企業によっては1回の面接で決定するところもあれば、2回3回の役員面接を経て採用となるところもあります。
「外見」
 人は見た目が9割と言われる位、身だしなみや服装は大事です。わずか数分の面接時間で応募者全員の良いところを理解するのは不可能ですから、第一印象だけは必ず注意してください。散髪やカットで髪を整え、シャツやパンツ、スカートにアイロン、靴はきれいに磨いておきましょう。派手すぎず、地味すぎず、清潔感ある外見を心がけて下さい。
「ふるまい・姿勢」
ふるまいや姿勢は一朝一夕に直せるものでもありませんが、きれいなおじぎをこころがける、意識的に背筋を伸ばす、相手の目を見る、髪の毛や頭を触らない、相手が話している時に意識的に頷く、手先を必要以上に動かさないなどは、面接している人が注意している部分です。
「話し方」
いつもよりワンオクターブ高く、明るく、ていねいに話しましょう。トークのうまい下手はあまり関係ありません。むしろ話しがうますぎる人は調子がよさそうに見えてしまいます。また笑顔だけではなく、ところどころに軽い笑い声を入れるのもおすすめです。聞いている人も楽しい雰囲気になります。

「なぜこの会社に応募したのか」「この業界についてどう思っているのか、業界が将来どうなっていくと考えているか」「入社したらどんなことをやりたいか」をはきはきと答えられるように、事前リハーサルをおこなってください。「面接官はここを見ている!」もご覧下さい。

6.退職の準備をしよう

就業規則を確認し遅くとも2ヶ月前まで、出来るだけ早く退職の意思を告げましょう。上司と相談して退職日を決定します。退職日が決まったからと言って、すぐに同僚に話してしまうのは禁物。会社にも都合がありますので、周囲の人へいつ報告するのか、誰が報告するのかは、必ず上司と相談の上でおこないましょう。「退職のマナーについて」をご覧下さい。
決まった後は後任への仕事の引継ぎはもちろんのこと、お世話になった人への挨拶も忘れずに。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉の通り、退職日まではしっかりと会社の仕事に励みましょう。「円満退社」を目指してください。

7.新しい職場へ出勤

さあ、新しい世界の第一歩です。人生のステップアップ、仕事のキャリアアップを目指して頑張りましょう。
中途採用とはいっても、他の人からみれば新しく来た人には違いありません。あなたがどのような印象を持たれるかは最初が肝心です。
会社によっては歓迎会などを開いてくれるところもあるはず。みんなが時間を割いて集まってくれる訳ですから、あくまでも謙虚に、感謝の気持ちを忘れずに、喜んで参加しましょう。最初から弾けすぎないように注意。

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