「卸売業界」の良い点・良くない点 – 働いている人に答えてもらいました!(転職の参考にどうぞ)

「卸売業界」の良い点・良くない点を働いている人に答えてもらいました!(転職の参考にどうぞ)

「卸売業界」に転職を考えている方へ。「卸売業界」は、生産者やメーカーと「小売業」をつなぐ、いわばパイプ役の仕事です。数多くある製品の中から、クライアントである「小売業」が求めるものを、選択し、納品しています。ひと頃は「右から左へ流している」などと揶揄されたものですが、現在の卸売業はこれまでに築いた広域な生産者ネットワークとデータベース化された膨大な購買情報と大きなバイイングパワーを武器に、小売業にとって無くてはならない業界となっています。

今回は「卸売業界」で働いている人(働いていた人)に、業界の良い点と良くないと思う点をアンケートで答えていただきました。みんなで作る「業界・業種の良い点・良くないと思う点」ページです。ぜひ転職の参考にしてください。

「卸売業界」の良い点・良くないと思う点

※このアンケート結果は随時、増えていきます。また「自分も投稿したい!」という方は、ページ下の青色ボタンから送信してください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

卸売業界の良い点

私は締結部品の卸売業で働いています。主にねじ、金物を扱っていますが、それらは多くの産業と切っても切れない製品の為、安定した収益を上げることができます。例えば、家を建てるときもねじ、金物で繋ぐ、またパソコン、テレビなどの組み立ても細かいねじが使用されており、これらに取って代わる商品ができない限りこの先も安定した業界です。膨大な種類の中からお客様に最適な部品を納めています。

卸売業界の良くないと思う点

卸売業は、一般消費者からすればあまり縁のない商品を扱う業界なので同業以外の方に、仕事について問われた時に、非常に説明が難しいです。また、地味な商品の販売なので、地道に仕事はできますが、正直あまり華のない職業です。
(男性 26歳 東京都 部品卸売業)

卸売業界の良い点

卸売業イラストメーカーと小売店の間に入る役割なので、人と人、また会社と会社をつなぐということを実感できます。複数のメーカー、小売店と取引するのでその分人脈が広がり、視野が広くなると思います。ジャンルにもよるかもしれませんが、扱う商品も幅広いのでとても楽しいです。

卸売業界の良くないと思う点

昨今は卸会社との取引を無くして、製造から販売まで自社で管理するという会社が増えているので、厳しい状況ではあると感じます。業績を伸ばす、売り上げを上げるためには色々な工夫や新しい事を取り入れるなどしなければならないと考えます。
(女性 42歳 北海道 卸売)

卸売業イラスト

卸売業界の良い点

洋服資材を取り扱う卸業界におりました。襟に縫い付けられたタグやプライスカード、ボタンなど服に関する資材を納品する業種です。良い点としては、基本的に毎日同じ取引先に仕事を頂く為に営業に向かいます。商談が長くなる事もあるし、雑談だけで収穫もなく帰社する事もしばしば。でもルート営業なので、同じ会社、同じ人と会うのでストレスがあまりありません。ある程度、目標としている売り上げを達成していれば、比較的、過ごしやすい業種だと思います。

卸売業界の良くないと思う点

一番の問題はライバルが多い事です。例えばその会社に10年働いていた人が、取引先も一緒に持っていって独立するのが非常に多い業種でもあります。何故簡単に独立出来るかと言うと、初期費用がほぼ必要ないからです。パソコン、スマホがあれば問題ありません。勿論会社組織にしていないと取引出来ない所もあります。取引先から注文を貰ったら協力工場さんに頼んで、納品するだけです。ですので、ある程度、社員が多い所は営業のノルマが非常にきついです。新規新規の毎日で大変です。同じ業種が多すぎて、誰も困っていないので簡単に新規の仕事が取れません。
(男性 47歳 東京都 アパレルの小物雑貨OEM)

卸売業界の良い点

卸売業は小売業と違って取り扱う量が多いために扱う金額も多くなり、そのことにより多くの利益を得ることができることです。また大量に商品を仕入れることで商品単価を下げることが可能なところです。

卸売業界の良くないと思う点

小売業界が生産者や生産業者から直接仕入れまたは生産者が小売業者に直接納品を行うことが増えて、間接マージンが発生する卸売り業者を排除する傾向があることです。実際に酒卸業者などはほとんどなくなっています。これらの流れをみると今後の卸売業はあまりお薦めできません。
(男性 53歳 長崎県 農業)

卸売業界の良い点

ブリジストンタイヤの卸販売会社に勤めていました。車を日常的に使うようなところに住んでいる方には、社内販売でカー用品も安く買えたり、自分で脱着やハメ替えができるようになるので、費用が掛からなくなります。

卸売業界の良くないと思う点

大手のカー用品店やホームセンター、ネット通販での価格競争に晒されているので顧客の要望が厳しいです。
とにかく値下げの要望とタイヤは納入だけでなく倉庫の決まった場所に先入先出の順番でおいてこなければなりません。
(男性 45歳 静岡県 運輸業)

卸売業界の良い点

食品関係の中間卸業です。良い点は、終業時間が早めなことです。会社にもよりますが、ほとんどの会社は19時までには終われます。
家族がいる方や夜の予定等重要視したい場合は良いと思います。また直接消費者との関わりは余りありませんが、その分業者との関係が密になり、いい関係を築きやすいです。

卸売業界の良くないと思う点

良い点では終業時間が早いと書きましたが、その分朝が早いです。
早いところでは6時7時出社が当たり前です。なので朝が弱い方や夜遊び好きな方、家族との朝の時間が合わないのが嫌な方は向いていないと思います。
また、これも会社によりますが、土曜出勤がほとんどです。その分市場が休みの水曜が休みとなりケースが多いですが、2連休があまり取れません。
(女性 27歳 東京都 卸売業)

卸売業界の良い点

卸売業食品卸売業です。全国の野菜を集めて卸す青果市場業界で働いていました。普段スーパーで売られている野菜に毎日触れることが出来るので自然と野菜の目利きが出来るようになります。また野菜の値段の相場がわかるので普段の買い物で何がお得か判断が出来るようになります。

卸売業界の良くないと思う点

昔ながらの気質が残る業界なので女性は働きにくいです。男性が多いのでセクハラも常態化しています。早朝から出勤し残業が多く帰るのは夜遅くになります。休みも年末や繁忙期は週一しか休めません。
(女性 31歳 京都府 専業主婦)

卸売業界の良い点

衛生用品関連の卸売ですが、ドラッグストアやホームセンターなど納品先が多く仕事が安定していることです。生活必需品なので常に一定して仕事があります
災害、流行病の時なども悪い影響どころかいっきょに仕事が増えます。失業の不安が殆どなく安定した収入を得られることです。

卸売業界の良くないと思う点

一番大きな問題は虚しさを感じやすい業界ということでしょうか。
自分たちで商品を作ったわけではない、エンドユーザーの顔も見えないのです。例えば農業やってる人なら良い野菜とれたら嬉しい…というごくシンプルな喜びがなく、極端に言うと、右から左へ商品を流しているだけです。物流内は最新鋭で福利厚生も行き届いているのですが、ちょっとなあいう感じです。
(男性 40歳 兵庫県 卸売業)

※このアンケート結果は随時、増えていきます。また「自分も投稿したい!」という方は、ページ下の青色ボタンから送信してください。みんなで作る「業界・業種の良い点・良くないと思う点」ページを目指しています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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