転職で気をつけること- いつも求人を出している会社には注意など4件

転職で気をつけること- いつも求人を出している会社に注意、入社時期をきちんと把握するなど4件

「転職で注意すべきこと、気をつけること」を紹介するコーナーです 今回は「入社時期をしっかり把握しないとみんなに迷惑を掛ける」「いつも求人を出している会社は離職率が高いかも」「待遇や雇用条件をちゃんと確認して」「勤務時間や福利厚生などに間違いはないか?」について紹介いたします。
多数のステップを踏む新卒採用と異なり、中途採用の場合は数回の面接で決まってしまうこともあります。いわば一発勝負です。その時に面接官にいかに良い印象を与えられるかどうか、不採用の要因を取り除くかが重要になってきます。
ここでは、転職を経験した人生の先輩から、転職活動で注意すべきこと、気をつけることを挙げてもらいました。また補足で転職グッド編集部のコメントも入れてあります。ぜひ参考にしてください。

入社時期をしっかり把握しないとみんなに迷惑を掛ける

転職で注意すべきこと転職で気を付けるべきことは、採用された際にいつから入社することができるかをしっかり把握することです。
もしあいまいな場合は、時期を明確にしておかないと、今の職場の退職のタイミングや、後任への引継ぎ作業などもうまくいかず、準備なども疎かになってしまうので注意が必要です。
自分の体験ですが、入社時期と退職日があまりにも近すぎて、とても苦労し、職場の上司に迷惑をかけてしまいました。もし次に転職をする際はゆとりをもった行動を取りたいと思った記憶があります。
(飲食業 男性26歳 北海道)

【転職グッド編集部コメント】
中途採用の入社日は採用者の準備が出来次第ということが多いのですが、前任者との関係で予定日が設けられている場合もありますので、この方の言う通り、採用になりそうな場合は入社日の確認をした方がいいでしょう。
また前職の退職についても、「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがある通り、人間は去り際の行動いかんによって、今まで築き上げたものがさらに大きくなる人もいれば、あっという間に信用を失う人もいます。退職スケジュールから直属の上司への報告、周囲への報告、仕事の引継ぎと退職の挨拶までを、上司と相談しながらしっかりと進めましょう。こちらのページにまとめてありますのでご覧下さい。

いつも求人を出している会社は離職率が高いかも

転職活動で注意すべきこと以前、雰囲気が良くない職場に勤めていたことがあります。
現場の責任者にあたる上司が、入社してきた新人に対して、仕事を教えずに厳しい指摘ばかりしていたため、次々に人が辞めていくのです。
そしてその度に会社は求人募集を出していました。私はこの状況を見て、短期間に何度も求人を出している企業は、この会社のように働きづらく、人が辞めていく何らかの原因があるのではないかと感じました。求人誌や転職サイトにいつも求人募集を出している会社があったら、少し疑ってかかった方がいいかもしれません。
(保育園 女性28歳 北海道)

【転職グッド編集部コメント】
いつも求人を出している会社というのは、皆さんも想像がつくように、社員がすぐ辞めてしまい、入れ替わりの激しいところが多いのは否めません。でもそれだけではなくて、良い人がいればいつでも採用したいと考えている通期採用の会社、募集を出しているけれどなかなか採用まで至らない会社、会社が急成長していてつねに人手不足の会社などのケースもあります。
中途採用の募集というのは、欠員の補充や既存事業の増員、新規事業の取り組みなどが目的であることが多いのですが、大事なのは、この会社はどのような理由、目的で人を募集しているのか、を洞察することです。この点が理解出来ていると、面接でも話しが合致することが多いですし、理解出来ていなければ最後まで話しがかみ合わないかもしれません。「求人募集が出される流れ」もご覧下さい。

待遇や雇用条件をちゃんと確認して

転職で気を付けるべきことは、しっかりとその会社の待遇を確認することです。
求人サイトに載っている内容だけで判断するのではなく、会社見学時や面接時に、気になったことを必ず質問し、疑問点を解消したうえで転職することが大事だと思います。
私の体験談ですが、以前の職場は福利厚生が充実していなかったので、転職にあたって、募集サイトで福利厚生がしっかりしていると思われた通信関係の内勤営業に決めました。
しかし入社してみると、社会保険に加入できるのは半年後だったり、なぜか有給休暇が無かったりなど、募集時の内容とはかなり異なっていて後悔した経験があります。事前に転職先を調査し、しっかりと準備を怠らないことが重要だと痛感しました。
(飲食業 男性26歳 北海道)

勤務時間や福利厚生などに間違いはないか?

転職で注意すべきこと求人誌の休日や給与、勤務時間や福利厚生などについて間違いがいかどうかをしっかりと確認することが重要です。
以前求人を見てとても待遇が良かったので応募した会社で面接を受けた際、給与は月給と記載があるのに時給だったり、休日数も記載よりも大幅に少なかったりと、求人票と違う条件だったことがありました。
条件が違うということでこちらからお断りしましたが、面接で確認しないで採用となっていたらと今改めて考えると恐ろしいです。
しっかりと勤務条件を確認することはとても重要だと言えるでしょう。
(保育園 女性28歳 北海道)

【転職グッド編集部コメント】
これも一つ前の方と同じような回答ですが、それだけ雇用条件や福利厚生面の内容が違うことが多いということです。転職にあたっては注意すべき点です。
本来、事実と異なる条件を記載して募集するのは明確な違反なのですが、事実を確認することが困難なことが多く、こういったトラブルが後を絶ちません。特に民間系の転職情報サイトの場合は、企業側から掲載費用を受け取っていることもあり、条件が異なる場合の責任追求の対応がぬるく感じることもあります。
結果的に頼れるのは自分だけです。勤務条件などは面接でしっかりと確認するのはもちろんですが、いきなり単刀直入に条件面の確認質問だと、先方企業からはあまり良い印象を持たれません。言い方、話す順番が大切だと思います。この辺りは「再就職面接で聞きづらいことを上手に質問する方法」に良いことが書いてありますのでご覧下さい。

この「転職で注意すべきこと、気をつけること」を紹介するコーナーは、この後も続いていきます。次回も楽しみにお待ち下さい。こちらのページに新着を掲載いたします。

また読者の方に「良かったと思ったこと」と「悪かったと思ったこと」を読者に聞いたコーナーも人生いろいろでユニークです。あわせてぜひご覧下さい。

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