読者が面接で経験した、思わず沈黙してしまった鋭い質問、面接で聞かれた変な質問、つい笑ってしまった質問、撃沈してしまった質問の数々と、それに対してどう答えたかを集めた人気シリーズの【第12弾】です。
好評だった第1弾、第2弾、第3弾、第4弾 、第5弾 、第6弾 、第7弾 、第8弾 、第9弾、第10弾、第11弾につづいてお届けいたします。
【第12弾】面接で聞かれた、答えるのに困った質問、思わず沈黙してしまった質問
幼稚園の採用試験の面接での質問で、一般教養と一緒に保育に関わることを半々くらいで15分間の面接をしました。いきなり「1番好きな虫はなんですか?」と聞かれたとき、答えに詰まってしまいました。
私は「ダンゴムシです」と答えました。子どもが1番身近に触れる虫で、私も子どもの頃触って丸くなる様子を見て、楽しかった虫だからです。「一年中どこにでもいて探す事も楽しいからです」といいました。「幼い頃から虫にもたくさん触れて遊んだことが分かりましたよ」といわれました。そのあと合格して、8年間その園で働きました。(女性 28歳 静岡県 幼稚園教諭)
スポーツ関係の会社の面接で志望理由の次に「彼氏はいますか?」「彼氏のどこが好きですか?」と質問されました。堅苦しい感じの面接ではなく、すごくラフな面接で、一対一でした。
「います。年上の方で、包容力があり、普段の決定権などは私に譲ってくれますが、いざというときはスパッと物事を決めてくれる頼りがいのある方です」と答えました。面接官の方は「良い方なんですね~」という感じでした。合格通知をいただきました。(女性 27歳 埼玉県 専業主婦)
面接中に最も緊張し困った質問は、「好きなバラエティ番組は何ですか?」でした。ユーモアさを見ているのか、正直に話してもらいたいのか分かりませんでしたが、真面目な質問から予想もしない質問へ切り替わった為、少し動揺してしまいました。
返答は、素直に自分の好きなバラエティ番組を答えました。すると、面接官は「何故その番組が好きなのですか?。」、「どの位好きですか、見ていますか?」とおっしゃられ興味を示していました。全て、正直に回答しました。ですが、面接官は終始表情が硬く、淡々と質問してきました。結果は、不採用でした。(女性 22歳 千葉県 小売業)
自分は周囲の人からどう思われていると思いますか?という質問がありました。幾つか質問をされるうちにポンと出題されたので、思わず答えに詰まりました。周囲の人と言っても、身内なのか友人なのか、元の会社の人なのかどう答えようか悩んだためです。
一見真面目そうに思われがちですが、友人からはよく変わっているねと言われますと答えました。予想外の答えだったようで向こうも笑いながら、どうしてそう思われるのか教えてくださいということで、縄文土器とか古代遺跡マニアなのでと続けて答えるとさらに笑ってくれました。
結果的に人間性で合格になったようです。(女性 27歳 埼玉県 旅行業)
「今日の朝食のメニューはどのようなものだったか」を問われました。保育士から百貨店の正社員への転職の際の質問です。5人1組で面接が行われ、前の人達は前職を辞めた理由など問われていたのに自分の時だけ全然違う質問をされました。
今朝食べた朝食のメニューを思い出しながら答えました。面接官の方はニコニコしながら何度も頷いて聞いてくださいました。結果、ダメだろうと諦めていましたが採用されました。(女性 29歳 埼玉県 販売サービス業)
とあるIT企業の面接で私は当時20歳でした。相手は白髪にグレーの背広で幹部クラスの方なんだなぁとすぐにわかりました。そして「簡単にお金を儲ける方法を知っていますか?」「または実戦してみたことはありますか?」といわれました。
私はキョトンとしましたが、すぐに気を取り直して「知っていたら多分面接に来ないと思います。」と答えると、「お金を稼ぐのは簡単じゃないみたいに答えてくれたらなあ・・」と言われました。(男性 24歳 埼玉県 webデザイナー)
私は高校を中退しているので、履歴書に高校中退と書きました。中退した理由を聞かれ、いじめられたことがきっかけと答えたら、「どうして自分はいじめられたと思いますか?」という質問をされて、答えるのにとても困りました。
私は質問に対して、「地味で暗い印象を与えていたからだと思います。」と答えました。面接官は「いきなり変な質問をしてすみませんでした。」と言いました。結果的に、採用となりました。(女性 24歳 山形県 物流業)
面接官はその会社の社長でした。小さい会社でしたので、面接とはいっても世間話みたいな内容ばかりでしたが、談笑しながらなかなかいい雰囲気で進んで行きました。でも私のことを知る気はない感じがして適当にやってるのかなとも思えました。面接日のすぐあとの週末に選挙がある予定で、「その選挙には行くか」と質問されました。
急に聞かれたので「行きません」と答えてしまいました。笑顔で話をしていたのが突如怒りだして「選挙に行くのは国民の義務だ」とお説教をされました。一般的にはそれはわかっていましたが、まさか聞かれるとは思わなくてそのまま答えてしまいました。もちろん落ちました。(女性 42歳 群馬県 製造業)
5人程度のグループ面接で血液型を聞かれました。「答えたくなかったらその旨を教えてください」とも言われました。私はたまたま自分の血液型を知らなかったので、答えたくないわけではないのに、答えに困りました。
「秘密主義ではありませんが血液型を調べてなく分かりません」と答えました。血液型占いにも興味がなかったのでそれ以上話題も広がらず。結果、面接は合格だったのですが今でも質問の意図がわかりません(女性 25歳 東京都 製造業事務)
私が志望した公務員の非常勤職員としての面接の時に聞かれた質問は、『あなたはこの仕事で何ができますか?』でした。採用枠は3名ですが、面接を受けたのはなんと50名。少しでも経験者を採用したかったようで、このような大まかな質問をされたようです。
出先機関の非常勤職員の面接でしたが、『私は派遣職員として10ヶ月程1つの部署で仕事をしていました。そこで得た知識を基に、お客様に行政サービスができると思います。しかしながら、この部署でお仕事をさせて頂いて気づいた事があります。行政サービスは知らないと受けられないサービスがたくさんあることを知りました。少しでもわかりやすく説明して、行政サービスを提供していきたいと思います。』と答えました。他の方と違う考え方を評価して頂けたようで採用になりました。(女性 46歳 栃木県 公務員の非常勤職員(面接を受けたのは7年前で、今も勤務しています))
転職グッド編集部から
今回は【第12弾】をお届けいたしました。本当にいろんな質問があるものですね。読者の方からの質問アンケートを全部読むと、想定外の質問をされても焦らずにすみそうです。転職活動をしている方は参考にしてみましょう。
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