未経験から挑戦する「商品企画」の仕事-必要な資質、資格など

未経験から挑戦する「商品企画」の仕事-必要な資質、資格など

クリエイティブな印象を持たれる商品企画職。よく『●●クリエイター』という呼ばれ方もしますね。
学生のアンケート調査などでも、必ず上位に入る人気職種ですが、未経験からチャレンジすることはできるのでしょうか。
今回は「商品企画」の仕事内容と必要な資質、資格について解説いたします。

商品企画の仕事

簡単に言うと、消費者のニーズを掴み、商品を企画し、作り出すことが商品企画の仕事です。新商品はもちろん、従来商品のリニューアルなども含まれます。

一言に『商品』と言っても、世に出回る商品には様々なものがあります。
小さな文具やアメニティグッズ、自動車や住宅、将来設計を考える金融商品や家事代行サービス、法人をターゲットとする物流システムやコンサルティングも商品です。これら商品が、単なる思い付きだけで形となり、販売されていると思う方は、まずいないでしょう。
つまり、ほとんどの企業に商品企画という仕事が存在することになります。

事務職に向いている人事業における『誰に、何を、どう売るか』という基本の、『何を』の部分にかかる商品企画。
商品企画担当者には、良い商品を作る事はもちろん、売れる商品を作るという大前提があります。大前提をクリアするには、自社商品の現状把握、マーケットを競う他社のリサーチ、ターゲットの動向や国内外の流行など、材料を揃えた上でアイデアを形にする必要があり、必然的に『誰に』『どう売るか』も考えることになります。
企業規模によっては、マーケティング部門としてリサーチや販売戦略なども担当が分かれ、商品企画担当者は材料をもらった上での企画・開発かも知れませんが、それでも『誰に、何を、どう売るか』という基本なくしては、成り立たないと思った方が良いでしょう。
「良いものを作れば売れる。」簡単に言う方がいますが、これは、常に注目を集め、作ったものを第三者が勝手に分析し、広めてくれる環境を持つ方に限られた話です。
実際には、市場動向を把握し消費者ニーズをいかに捉えるか、その結果出来上がった商品をどのように広め販売していくか、見込みに叶う利益を企業にもたらす事ができるのか…そのようなマーケティング戦略上にあってこそ、商品企画という仕事に価値があります。

商品企画に必要な資質

商品企画には、どのような資質が求められるのでしょうか。

【情報分析力】

同じ情報でも、そこから何を見出すかで浮かび上がるアイデアは全く違います。
多くの情報からニーズを掘り当て形作るためには、情報に振り回されるのではなく、精査し、分析する力が必要です。

【創造力・発想力】

アイデアを形にしていく仕事ですから、当然、創造力や柔軟な発想力が必要です。
ただし、それらの資質は才能だけでなく、努力や経験によって磨かれるものでもあります。普段何気なく使用している商品を「これが女性だったら」「これを雪国で使うとしたら」と別の視点で見てみる。売れている商品を「何故売れているのか?」と考える癖をつける。それだけでも訓練になります。「自分には創造力がない…。」と諦める必要はありませんよ。
もちろん、専門的な講座などの受講もスキルアップに繋がります。

【プレゼンテーション能力】

企画商品を販売経路に乗せるためには、社内の合意が必要となります。
『誰に、何を、どのように』という説明はもちろん、自分の企画商品の素晴らしさや、他商品と何が違うのか、消費者の購買意欲を刺激する根拠は何か等、プレゼン能力が必要となります。
状況によっては、営業ではなく商品企画が社外でのプレゼンを担当することもありますから、商品力を説明できる能力は、磨きをかけるべきポイントでもあります。

【消費者の視点】

最高の素材、最高の技術で、時間をかけて作り上げれば、質の良い商品ができるのは当然ですが、売れなければ利益にはつながりません。
最高の食材を使った素晴らしい料理を高価格で提供しても、ファミリーレストランでは注文が伸びないでしょう。ハイスペックなミシンを作っても、雑巾をチャチャッと縫いたいだけの消費者であれば、無駄な機能が多いだけの代物です。流行中のお笑い芸人のノベルティグッズを流行りが終わってから販売しても、在庫が積み上がっていきます。
満足できる質や価格帯、タイミングなどを見誤らないために、常に消費者の視点を持つことが重要です。
仕事外でも、アンテナを張ることが必要なのかも知れませんね。

商品企画に必要な資格

資格ありきの職種ではありませんが、未経験チャレンジであれば、以下の資格取得の勉強で基礎作りをしてはいかがでしょうか。

【マーケテイング・ビジネス実務検定】

『特定の業種・業界にとらわれない共通のマーケティングの知識の習得(国際実務マーケティング協会HPより)』を目指せる検定。

【商品開発士】【商品プランナー】【商品開発コーディネーター】

日本商品開発士会が認定する資格。

ただし、業界が違えば企画・開発する商品は全く違うもの。
目指す業界が決まっていれば、その業界ならではの勉強や資格取得も合わせて行った方が、転職への早道でしょう。熱意も伝わりやすいですよね。

商品企画のやりがい

商品力は業績に直結することが多く、プレッシャーは相当なものでしょう。その分、ヒットの喜びは、表現できない程だと言う方もいます。
ヒットの有無が大きく左右しますが、生みの苦しみやプレッシャーの分、やりがいのある仕事です。

商品企画は未経験でも採用される?

その業界・企業毎に必要な専門知識が違い、他部門との連携が必須のため、未経験から入るのは難しい職種と言えるでしょう。未経験可の募集もありますが、全くの未経験者より、何かしらの関連経験がある方が見込みは強くなります。
生産や販売、営業など、現場経験の後に商品企画を目指すつもりで転職活動をする方が良いかも知れません。
気をつけたいのは、商品企画を目指していることを伝え、将来的な配属の可能性を確認すること。または、配属された部署で、商品企画に近い仕事ができるかの確認です。
冒頭でも「ほとんどの企業に商品企画という仕事が存在することになります。」とお伝えしましたが、企業規模や特徴によっては、独立した商品企画という部門や部署がなく、全従業員のアイデアを募るといった形を採用している場合もあります。目指す業界や企業があるのであれば、商品企画のプロセスをしっかり確認してみましょう。

以上、未経験から挑戦する商品開発(企画)の仕事について考えてみました。
クリエイティブで華やかなイメージを持ちやすいですが、情報収集・精査などの地道なプロセスも多く、やりがいはあるけれど生みの苦しみもある、難しい商品企画職。
チャレンジするなら、目指す業界をある程度絞って、必要な知識や経験を積むといった長期戦を覚悟して臨んだ方が良いでしょう。

一般事務職の分類

中分類 小分類 職業
一般事務職 総務事務職 総務、庶務、広報など
人事事務職 人事管理や求人事務、福利厚生事務、労務管理、研修事務など
未経験から挑戦する「人事職」の仕事
企画・調査事務職 企画事務、商品企画事務、マーケッターなどの調査事務
未経験から挑戦する「商品企画」の仕事
受付・案内事務職 会社やショールーム受付、図書館や博物館受付、工場フロントなど
秘書 役員秘書、セクレタリーなど
電話応接事務職 電話交換手、コールセンターオペレーター、テレフォンアポインターなど
総合事務職 様々な事務の仕事を全般的に行うなど総合事務、事務補助
医療・介護事務 医療秘書、健康保険・医療請求事務、調剤薬局事務、病院受付など
その他の一般事務職 法務事務、インターネット通販受付事務など
会計事務職 現金出納事務職 電気・ガス・水道・電話・NHKの料金収納事務員、支払出納事務員、支払窓口事務員、社会保険料徴収係員、出納事務員など
銀行等窓口事務 銀行窓口係、信用金庫窓口係、テラー、郵便局貯金窓口係、預貯金係員
経理事務職 会計経理事務員、会計事務員、公認会計士事務所、税理士事務所などの税務会計事務
未経験から挑戦する「経理職」の仕事
その他の会計事務職 予算係事務、用度係事務、原価計算・見積事務、財務事務員、投資信託計理事務など
営業・販売事務職 仕入事務職 デパートなどの外注、商品仕入の仕事など
販売事務職 旅行会社カウンターや結婚式予約・相談係、ブライダルコーディネーター、信用調査など
営業事務職 営業アシスタント、受発注管理事務、商社営業部員など
貿易事務職 通関業務係、輸出入事務員など
金融・保険事務職 損害サービス事務、保険金支払事務、郵便局保険窓口係、貸付調査、貸付融資など
その他の営業・販売事務職 中古自動車査定員、店舗巡回指導員、チェーン店スーパーバイザー、労働者派遣コーディネーターなど
未経験から挑戦する「営業事務職」の仕事
生産関連事務職    

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