特に異業種に転職を考えている人にとって、面接にて「なぜこの業界を希望したのか」は必ず聞かれる質問の一つです。
採用する側は、「未経験の人を雇用するリスク」と「これからの成長期待度合い」を天秤にかけて、採用合否を判断しているのです。求職者は、しっかりとその業界の特徴や歴史、現状を理解しておく必要があります。
今回は「どんな業種で働きたいのか(業種一覧表)」「どんな職業に就きたいのか(職業分類表)」「業種別平均給与ランキング」「平均労働時間ランキング」「残業や休日出勤時間ランキング」「業種別 新卒3年以内の離職率ランキング」「正社員数が増えた業種ランキング」「女性の雇用者数が多い業種ランキング」など、転職者にとって重要なデータをまとめました。
これらのデータを読み込んでいくと、さまざまな傾向がわかってきます。
・「建設業」や「医療、介護」は人手不足
・残業時間が多いのは「運送業」「情報通信業」
・「建設業」「運輸業」は労働時間が多い
・離職率が低いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」
・女性雇用者数が多いのは「医療、介護」
などです。
これらのデータは世の中の傾向を如実に表しています。まったく理解せず、意識せずに転職活動をおこなうのと、理解した上で転職活動をおこなうのでは、雲泥の差があります。もちろん採用率にも差が出てしまうでしょう。
事前に勉強をして面接に挑むことをオススメいたします。
また、参考までに読者が経験した、思わず沈黙してしまった鋭い質問、答えるのに困った質問、つい笑ってしまった質問、撃沈してしまった質問の数々と、それに対してどう答えたかを集めてみました。読んでいて思わず笑ってしまうものも多数あります。