ファッション・アパレル販売職に向いている人、向いていない人-性格、能力、適職性など

ファッション・アパレル販売職に向いている人

「販売職」の中でも多くの人が働いているファッション・アパレル販売職にはどのような人が向いているのでしょうか、またどのような人が向いていないと思われるのでしょうか。ここではデパートやショッピングモール、路面店などで実際に「ファッション・アパレル販売職」として働いている人、働いていた人に必要な能力や性格、適職性など現場の生の考えを聞いてみました。「ファッション・アパレル販売職」へ転職を考えている人はぜひ参考にして、面接での質問回答の受け答えにお役立てください。

20代が中心の「ファッション・アパレル販売職」

ファッション・アパレルデパートやショッピングモール、路面店にはユニクロやGU(ジーユー)、H&M(エイチ・アンド・エム)、GAP(ギャップ)、FOREVER 21、ZARA、無印良品ほか国内外の大手ファストファッション、ブランド系ブティックや国内アパレルブランドなど多くのファッション系店舗が軒を連ねています。
また多くのファッションブランドは、近年ではファッション(洋服)のみならず、ライフスタイルの提案をコンセプトに、雑貨や靴、バッグ、化粧品ほかインテリアや家具などにも進出しており、既存業界との境界があいまいになりつつあります。

「ファッション・アパレル販売職」の分類

ファッション・アパレル販売職をおおまかに分類しています。

小分類 職業
海外大手ファッション系 H&M(エイチ・アンド・エム)、GAP(ギャップ)、ZARA、FOREVER 21、Urban Outfitters、Eddie Bauer(エディー・バウアー)など
国内大手ファッション系 ユニクロやGU(ジーユー)、無印良品、しまむら、ワールド、オンワード、アダストリア、ユナイテッドアローズ、Commeca Ism(コムサイズム)、Honeys、アースミュージックアンドエコロジー、Samantha Thavasa、青山商事、AOKIホールディングス、TSIホールディングスなど
海外高級ブランド系 ルイ・ヴィトン、フェンディなどのLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)、グッチ、イブサンローランなどのケリング、COACH、エルメス、ラルフローレン、フェラガモ、バーバリーなど

販売員、販売店長の就労者数は

アパレル業だけのデータは無いのですが、平成27年国勢調査によると、販売職全体の中で、販売店員として働く人は約355万人、販売店店長は約38万人となっています。
また平均給与ならびにボーナスは、女性の販売店員(38歳)の場合で、平均給与は20万4,000円、ボーナスは26万6,000円。男性の販売店員(38歳)の場合で、平均給与は27万2,000円、ボーナスは49万1,000円となっています。(平成27年賃金構造基本統計調査)
業界別の平均年収ランキングを見ると、ファッションアパレルが所属するサービス業の年収は約342万円と、すべての業種の中で上から12番目、下から3番目になっています。決して高い方ではありません。

ちなみに「営業職・販売職」全体の分類は

ちなみに「営業職・販売職」全体では下記のように、主に小売業の「商品販売職」、主に企業内の「営業職」、不動産仲介や保険代理などの「販売類似職」の職種に分かれています。求職にあたっても、各営業職・販売職の内容を理解しておくことが必要です。

大分類 中分類
営業職・販売職
全体の平均年収や給与、解説はこちら
商品販売職
営業職
販売類似職

「ファッション・アパレル販売職」に向いている人、向いてない人

販売職これら「販売職」はどのような人が向いているのでしょうか。どのような資質や性格、能力が求められるのでしょうか。またどのような人が向いていないのでしょうか。
ショッピングモールなどで各社の販売員を見ていると、決して口のうまい人ばかりではそうです。ここでは実際に販売職として働いている人、働いていた人に考えを聞いてみました。現場の生の声をぜひご覧下さい。

アパレルの販売員はタイミングがとても大事

●ファッション・アパレル販売職に向いている人
ファッション・アパレルアパレルの販売員はタイミングがとても大事です。空気をよんでお客様に話しかけなくてはなりません。ご来店されて、すぐ近づいてはお客様によっては嫌がられるからです。必要とされる時にお声がけをして必要とされない時は見守るぐらいの気持ちが大事なのです。
ファッションの仕事なので自分のセンスを養うことも大事です。マネキンにコーディネートしたりすることもあるので日頃から流行に敏感でなくてはなりません。
立ち仕事でおしゃれな靴を履くこともあるので足に負担の少ない靴をいくつか持っているといいと思います。笑顔で元気よく接することが大事です。
(女性 30歳 北海道)

外資系大手ファストファッション社員の仕事は

外資系大手ファストファッションの社員です。会社は、主にショッピングモールと路面店に出店しており、店舗はおおよそ正社員2~4名と大学生アルバイト30名~50名位で運営しています。

社員の仕事は一つ目が販売(もちろん自分も)、二つ目がアルバイトの管理、三つ目が在庫の管理、四つ目が売上の管理です。それ以外にも他店舗との連携や入出金管理などはありますが、メインはこの4つです。
休日は土日祝は稼ぎ時なので、平日をシフト制の交代で休んでいます。出勤時間も早番、遅番の2つに分けて回しています。

一つ目の「販売」についてはもちろん社員も先頭に立っておこないますが、どちらかというと店内をぐるぐる回りながら、アルバイトの店員がお客と適切に対応出来ているか、スタッフが空白になっているエリア(販売ゾーン)が無いか、商品が汚く積まれている棚がないかをチェックしつつ、お客のフォローをしている感じです。入社間もないアルバイトの実施教育もおこないます。
お客の目を見ながら大きな声で挨拶をしたり、アドバイスが欲しそうなお客にはすかさず話しかけたり、全体の空気を読みながら販売しています。

二つ目の「アルバイトの管理」は社員の重要な仕事です。店舗は正社員2~4名対して、アルバイトは30名~50名とほぼ10倍です。店舗はアルバイトで成り立っていますので、入社歴の浅い長い人のバランスや各人の得意な分野を考慮しながら、時間ごとに適切な人員配置をしていきます。アルバイトはやはり学業優先なので、テスト時期やGW、お正月など帰省時期は極端にスタッフが少なくなります。また多く出社したい人、週2回くらいを希望している人など希望がバラバラなので、毎回この時期のやりくりが本当に頭痛の種です。

三つ目の「在庫の管理」は売れ筋の商品やキャンペーン商品、季節ものの商品をを切らさず、余らせず、微妙なバランスで発注していきます。(会社の方針で自動的に納入される製品も多くあります)商品ごとにタグが付いているので、営業終了時に売れた商品、あまり売れなかった商品が一目でわかるので、データを見比べながら、数を決めて行きます。販売機会を逃し続けると、すぐに前年比売上減になってしまうので胃が痛くなります。

私たちの会社は、販売員がいわばファッションモデルのようなものなので、スタッフ全員で、服が被らないように気をつけています。自分たちが着ているからこそ販売にも説得力が出るんですね。

記憶力やコミュニケーション能力の高い人が向いている

●ファッション・アパレル販売職に向いている人
営業、販売職に向いているのは、記憶力やコミュニケーション能力の高い人だと思います。人が相手の職業なので、以前、話した少しのことから話が広がり、販売へと繋がることが多々あるからです。人として感じが良いのはもちろんですが、人の顔、名前、会話を覚えておくことはとても重要です。そして、その記憶を相手の喜ぶ話し方で話し、販売へと繋げます。ただし、それが不自然ではなく、自然にで出てくる話であることが大切です。私は、記憶力が良く、かなりこれには助けられています。以前、話していた話や、欲しがっていたもの等の情報を話すと、上部で話を聞いていないアピールにもなるからです。

●ファッション・アパレル販売職に向いていない人
一番向かないのは、お客様の前で不自然に取り繕った明るさアピールです。好かれようと笑顔でいったところで、中身のない話ばかりではすぐにばれます。ある程度、世間話ができないと難しいかもしれません。営業や販売職は、他人に自分から話しかけないと成立しない職業です。知らない人へ話しかけられない方や、周りや相手の状況を見ていない方は難しいかもしれません。一番難しいと思うのは、人としての身だしなみや清潔感がない人です。男性、女性、問わず言えると思います。他人ですから、最初はある程度の距離を保つのが当然で、そこから打ち解けることが大事なのです。年齢問わず、今までの生活や人間関係の積み重ねで、向かないと思う方もいます。

販売する製品が好きであることが大事

●ファッション・アパレル販売職に向いている人
デザイナー販売職で働くのに必要なことは、販売する物が好き、または興味があることです。商品知識を身につけたり、お客様に説明、おススメしたりするのにも、自分が好きだったり興味があったりしなければ、長く続けることができず、説得力もありません。また、直接お客様と接するので、苦情を言われたり、嫌な思いをすることも多いので、言われたことを深く考え込んだりしない、細かいことは気にしない性格の人の方が向いています。人に好かれやすい見た目であることも重要で、カッコいい人や可愛い人の方が、お客さんに好感をもたれるので仕事がしやすいです。

●ファッション・アパレル販売職に向いていない人
販売職に向いていないのは、清潔感がなく、身だしなみに気を使わない人や、人に言われたことをいちいち気にしてクヨクヨする人です。お客様に好感を持たれることが一番大切なので、個性はあっても良いけど、清潔感がないといけません。女性の方が人当たりがソフトでお客様から親近感を持ってもらえますが、男性はお客様から信頼感を持ってもらえるので、女性でも男性でも持ち味を生かして仕事をすることができます。清潔感さえあれば、それぞれの個性を活かして、売り上げにつなげていくことができるので、どのような人でもチャレンジしやすい職種です。

最後に編集部から

近年の学生を対象にしたさまざまなアンケートでは、営業職や販売職に就きたくない人が増えているそうです。理由はノルマが厳しそう、人とコミュニケーションを取るのが苦手といった回答が多いようです。

たしかに販売職は、顧客のクレームやトラブル、販売ノルマなど辛いこともありますが、一方で自分のことを信用して買ってくれるお客との人間関係など、やりがいや仕事の醍醐味を感じやすい職業でもあります。
転職成功の大きなポイントは、好きこそ物の上手なれではありませんが、ファッションや雑貨、家電など自社の販売商品がどれだけ好きかということではないでしょうか。
ぜひ一度は挑戦してみるべき職業だと思います。

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