「宿泊業界(ホテル・旅館)」に転職を考えている方へ。海外からの旅行客の大幅増や東京オリンピックを控え、ホテルや旅館などの宿泊業は空前の景気に沸いています。稼働率が過去最高を記録した施設も多数あるそうです。
今回は「宿泊業界(ホテル・旅館)」で働いている人(働いていた人)に、業界の良い点と良くないと思う点をアンケートで答えていただきました。みんなで作る「業界・業種の良い点・良くないと思う点」ページです。ぜひ転職の参考にしてください。
「宿泊業界」の良い点・良くないと思う点
※このアンケート結果は随時、増えていきます。また「自分も投稿したい!」という方は、ページ下の青色ボタンから送信してください。どうぞよろしくお願い申し上げます。
宿泊業界の良い点
宿泊サービス業の良い点は、2点あります。様々なお客様に出会える事で、人見知りが治ったり、自分の視野が広がる事と、時間に融通が利きやすいのかと思います。また「ありがとう」と感謝の気持ちを直接言ってくれる時も嬉しいです。店内の装飾や朝食新メニューの追加など自分から行動を起こしやすく、またお客様は公平な評価をしてくれるので、良くも悪くも自分次第だと思います。宿泊サービス業で何を学びたいのか、スキルアップに繋げるのか、時間をうまく使って資格などの勉強もできると思います。
宿泊業界の良くないと思う点
宿泊サービス業の大変な点はお客商売の為、クレームが1番多いことだと思います。他人のミスを自分が謝らなければいけないし、理不尽な事でも強く言われることもあります。クレームに対する強い精神と対応スキルがないと最初は厳しいかもしれません。また、在庫管理や発注等の裏方作業があります。帳簿や売り上げ管理などのルーチンワークもあるので、接客だけしてればいいと考えてる人には向いていないと思います。また商品である清掃に関しても外部受注ですが、信頼関係を築いていかなければなりません。
(女性 26歳 埼玉県 ホテルフロント)
宿泊業界の良い点
宿泊業の良い点は、一日のうちに数百人の人と出会えることです。年齢、性別、国籍など様々な人とコミュニケーションをとることができます。何年も続けていくと、そのうち第一印象だけで人を理解することができるようになります。この人にはどのようにサービスするのがベストか、ということが出会って数秒でわかるようになります。自然と気遣いができるのになりますので相手の気分を良くする達人になれますよ。
宿泊業界の良くないと思う点
宿泊業は、いついかなる時もお客様最優先で行動することが必要です。自分の都合は主張することが出来ないため、プライドが高い方や自分の意見を通したい我の強い方には、宿泊業はおすすめできません。
業務上、休前日や休日が稼ぎ時になります。そのため、土日に休みを取ることが難しく、どうしても平日休みが多くなります。一般的な会社は土日休みが多いため、周りの人と休日が合わせられないことが多々あります。これは、友人たちとプライベート時間を過ごしたい方にとっては辛いことです。
(男性 29歳 愛知県 製造業)
宿泊業界の良い点
良い点は日々「一期一会」を感じることです。いくつかのサービス業に就きましたが、お客様との距離が近く関わりが深い仕事で、思い出に貢献できる素晴らしい仕事だと思うからです。家族経営のこじんまりした旅館だったので業務全般を担当しましたが、チェックインの際や滞在中はつっけんどんだったお客様がチェックアウトの際に「また利用させてもらうよ」とおっしゃっていただき、実際リピートしていただけると感動しますし、宿にもじぶんにも自信を持つことができるのがおすすめ出来る点です。
宿泊業界の良くないと思う点
旅行という非日常の場所、空間なので、お客様もついテンションがあがりがちだったり過度な期待をもたれたりして理不尽な要望やクレームが多いところです。ルーティンワークが好きな人、得意な人、またクレームを受けたことをひきずってしまう人には不向きだと感じます。わたし自身打たれ弱かったり、不器用だったりするので慣れて自信がつくまでは精神的なストレスが半端なかったです。お客様の到着が遅れたりトラブルがあると勤務時間が不規則になるので体力的にもかなりきつめです。
(女性 38歳 愛知県 主婦)
宿泊業界の良い点
ホテルのフロント業務は、ホテルの顔となる仕事であり、身だしなみや言葉遣いなどを美しく保つことを学ぶことができます。また、宿泊されるお客様すべての方と接することができるため、老若男女問わず様々なニーズに合わせたゲストサービスを身に付けることができます。
宿泊業界の良くないと思う点
すべてのお客様が快く宿泊経験をされているわけではないので、不満を抱えている方のクレーム対応も受け持つ職場でもあります。時には、厳しいお言葉も頂戴することもありますが、悲しい思いをしたお客様がまたこのホテルに来たいという気持ちにどのように思っていただけるかと思い悩む時期もありました。
(女性 29歳 東京都 ワーキングホリデーにて海外在住)
宿泊業界の良い点
宿泊業(旅館)勤務です。日本全国はもとより世界から来られるお客様をおもてなしする事が仕事でした。お客様それぞれ旅の目的は違いますが、一時の滞在を楽しんでいただき笑顔でお帰りになるのを見送るのはこの上ない喜びです。自然と地元の観光名所にも詳しくなりますし、地場に生きる者として誇りを持って観光客の皆様をお迎えする事ができます。
宿泊業界の良くないと思う点
宿泊業(旅館)は、正月お盆ゴールデンウィークと、世間の長期休暇は業界の書き入れ時なので休みを取ることはほぼほぼ不可能です。また、勤務時間も不規則なので体調管理には特に注意が必要です。あと、地域にもよるでしょうが、賃金はホワイトカラーの職種に比べれば低めです。
(女性 31歳 香川県 現在は保険業)
宿泊業界の良い点
宿泊業についての良い点についてですが、お給料が安定していて、満室にすることができると満室手当が付きます。その他にも海外からのお客様も多く、コミュニケーション能力はかなり磨かれて、とても人当たりがよくなります。
宿泊業界の良くないと思う点
悪い点は、私の場合は25時間勤務だったので、体力的にはかなりきつかったです。また、チェッイン、観光案内、お客様のクレーム対応、予約業務、夜中は事務作業、在庫管理などなど、業務が多すぎて、なかなかしっかりとした休憩がとれませんでした。
(女性 24歳 奈良県 現在はアパレル業界)
宿泊業界の良い点
宿泊業はサービスマンとしての心構えやスキルを、常に念頭にし行動致します。その為、人としてお客様に対峙する機会が非常に多く人間としての成長があります。
何が求められているか、を察し、その想像を超えてこそリピーターになって頂けますので、察するスキルは常に求められ鍛える事ができます。【喜ばれる】ことにやりがいを感じる方は非常にやりがいがあり、毎日が刺激的です。
宿泊業界の良くないと思う点
宿泊業は世間でいうお休み(土日・祝日・年末年始・夏休みなど)が繁忙期となりますので、友人とお休みを合わせるのは多少難しいです。また、サービス業全般に言えることですが、年間休日は他業界に比べ20日前後少ないと考えてください。
また業種にもよりますが、シフト制である場合は時間が不規則なお仕事ですので、体力も必要です。
(女性 31歳 東京都 翻訳などのフリーランサー)
※このアンケート結果は随時、増えていきます。また「自分も投稿したい!」という方は、ページ下の青色ボタンから送信してください。みんなで作る「業界・業種の良い点・良くないと思う点」ページを目指しています。どうぞよろしくお願い申し上げます。