「社会福祉・介護業界」の良い点・良くない点 – 働いている人に答えてもらいました!(転職の参考にどうぞ)

「社会福祉・介護業界」の良い点・良くない点を働いている人に答えてもらいました!(転職の参考にどうぞ)

「社会福祉・介護業界に転職を考えている方へ。高齢化社会を迎え、65歳以上の高齢者人口は3,100万人を超え、日本の総人口の4分の1(25%)を占めるまでになり、2060年には総人口の40%に達すると見込まれています。「社会福祉・介護業界」の重要度は増しており、国もさまざまな施策を打ち出しています。一方でその業務の厳しさから、人手不足が慢性化、賃金の問題も大きな課題です。今回は「社会福祉・介護業界」で働いている人(働いていた人)に、業界の良い点と良くないと思う点をアンケートで答えていただきました。

「社会福祉・介護業界」の良い点・良くないと思う点

社会福祉・介護業界の良い点

障害児者の方専門の福祉事業所で働いております。障害者福祉の業界としては、やりがいがとてもあること。人手がないということもあり、比較的すぐに採用されることも多いと感じております。人が人に対して行うサービスであるため、自分が頑張ろうと思えばどこまでも頑張れますし、何よりも人の生活の一部を担っているという自負もあります。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

障害者福祉として、仕事の特性上、土日祝日に関係なく仕事があります。また支援の内容としては個人的に辛かったり、頑張っても相手に伝わらないことなどもあり、ストレスを多く抱えることになります。ある程度自分で勉強しないと、分からないことも多くあります。また給料は安く、その割には仕事が重いなど、業界独特のキツさがあります。
(女性 37歳 愛知県 福祉事業所事務長)

社会福祉・介護業界の良い点

私は介護の仕事をしていますが、やりがいのある仕事だと思います。高齢化社会で介護が必要な方も増えてきて、社会に貢献できて役立っていると感じています。それに介護を通して人とのふれあいを持てることがいいと思っています。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

良くない点というより、厳しいと思う点。介護の仕事はきついことも多いです。キレイな仕事ではないので精神的にもダメージを受けることがあります。認知症の方の介助もするので、コミュニケーションのとり方が難しいと思うことがあると思います。
(女性 30歳 茨城県 介護士)

「社会福祉・介護業界」の良い点・良くない点を働いている人に答えてもらいました!(転職の参考にどうぞ)

社会福祉・介護業界の良い点

福祉業界の知的障害者施設で、地域生活支援(グループホーム)で働いています。この業界の良いところは少し自分の力では日常生活が困難な人に対して安心して生活が出来るようにちょっとの手助けをすることで、生活が改善され、また人と人が心でしっかりと通じ合えるところが魅力です。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

福祉業界はどこも皆人手不足がもう何十年と続いている状態で、その為福祉で働く人は休みが少なく、勤務も変則的な為体調を崩しやすいが、休むことが出来ず、それでいて給料がとても安い状況です。また国の政治に左右される為待遇や労働環境が悪くなるばかりです。
(男性 31歳 北海道 知的障害者支援施設)

社会福祉・介護業界の良い点

福祉用具販売の業界に以前勤めていた事があったのですが、利用者に一番合う福祉用具を提案出来て、その後の生活にそれらが活用されているのを見る事ができた時などは「仕事を通して社会に貢献出来ている」というのを実感できます。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

業界として、限られた施設や個人を相手にしているので、ライバル企業の進出などは死活問題になり、パイの奪い合いが発生しやすい状況になっており付加価値を付けれない企業は淘汰されてゆく状況にあると思います。
販売価格を抑えた価格競争の末、薄利多売になりやすく従業員の賃金も平均よりやや低めになりやすい傾向があります。
(男性 28歳 石川県 製造業)

社会福祉・介護業界の良い点

某社会福祉法人の経営している老人ホームでの生活相談員をしています。生活相談員は介護職員とは違い、家族様とのやり取りをする機会が多く、また介護保険法についての知識も必要としますが、それらを駆使して納得のいくサービスを提示できた時は家族様にとても喜ばれます。専門的な知識で相手を喜ばすことができる職業です。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

良くない点はやはり福祉の世界なだけあって、給料が安いという事です。しかし家族様やご利用者様の笑顔や感謝の言葉などがある為がんばれます。やりがいというものに興味のない人はおすすめできません。
(男性 29歳 大阪府 生活相談員)

社会福祉・介護業界の良い点

介護イラスト介護業界で働いていました。高齢者の支援をすることができ、高齢者がこれまでできなかったことができるようになられたり、高齢者から「ありがとう」と言っていただけることがあるとこの仕事をしていて良かったと思います。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

給料は資格や職場によって違いますが全般的に安く、結婚しても共働きでないと経済的に厳しいです。介護の職場は公的な機関と思われることがありますが、大半は零細な民間企業で、倒産や廃業するところもあります。
(男性 60歳 京都府 介護業界)

社会福祉・介護業界の良い点

私は、福祉施設で働いています。福祉制度に詳しくなります。意外と知らない制度やサービスが沢山あると思います。また、介護技術が学べます。資格を持っていなくても先輩に教えてもらう事で介護に関する技術や知識が得られます。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

給料は低いです。福祉は重労働ですが、対価としてもらえる報酬は少ないと思います。結婚して子どもができたら少し大変です。独身時代も実家暮らしでないときつかったです。国家資格の介護福祉士やケアマネージャー(介護支援専門員)、ホームヘルパーなどの資格があれば手当をもらえますが、資格がないと特に辛いと思います。
(女性 28歳 宮城県 福祉業)

社会福祉・介護業界の良い点

訪問介護ヘルパーのお仕事をしていました。利用者の方と色々な話をすることで傾聴力が身に付き、少しだけ気が利くようになりました。援助をすると笑顔で「ありがとう」と言葉を掛けてくださるので励みになります。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

やはり援助するにあたって利用者との相性もあり、全てが上手くいくわけではありません。利用者側のリクエスト等、上手く受け取れなかった時は怒られたり、クレームになったりします。介助時に怪我等の事故を起こす可能性もあり、病気等に感染するリスクもあります。
(女性 42才 東京都 現在は主婦)

社会福祉・介護業界の良い点

介護イラスト医療福祉分野の中でも、高齢者介護 グループホーム(認知症対応型共同生活介護)にて働いています。
一人一人の人生・生活を支えるというやりがいのある仕事です。ひとりひとりのこれまでの人生を考えた上で、これからどんな生活を送りたいんだろう?と考え、支援していきます。人の生活を支えるクリエイティブな仕事です。
人生経験豊富な方々との関わりの中で、様々な人生観を知るとことが出来るのも魅力です。
高齢者が増えている中で、需要も多い業界です。また誰もが経験する老いのステージを支えるという経験の中で、自分自身の老い、家族の老いに向き合うための様々な学びができます。(制度面での理解、介護技術、認知症という病気に対する理解、人の心への理解など…)

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

勤務形態はさまざまですが、シフト制で夜勤がある場合もあり、生活リズムがバラバラになることがあります。業界全体として人手不足です。
介護報酬は介護保険によって変わります。介護保険は5年に一回、改訂があり、介護報酬がその都度変わります。
そのため、その改訂の度に会社としての利益が変わるのでそういう面では法律、制度に左右されるのが良くない点だと思います。
(女性 28歳 埼玉県 介護・福祉)

社会福祉・介護業界の良い点

介護職の業界は他の業種に比べて離職率も多く人手不足のため、求人が多くあります。経験がなかったり年齢が高めの人でも採用されます。仕事柄、人間の体の仕組みや病気等についての知識が身に付きます。自分の親が介護状態になっても対応できます。人のお世話をする仕事なので、その経験は実生活で何かと役にたつ事が多いです(例えば周りの人が急に入院した時でも、更衣や食事介助、移乗の補助等の身の回りの世話が上手に手伝える)。何よりも一番おすすめ出来る点は、ケアした人から「ありがとう」と感謝されると、人として自分の仕事に誇りを持て、やりがいを感じられる所です。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

介護職は仕事がきつい割に、給料も社会的身分も低いです。人の命に関わる仕事なので、責任も重大です。移乗介助やオムツ交換等で、体(特に腰)への負担がかかります。老人はマイペースな方が多く、忙しくてイライラする事が多い等ストレスがたまります。事業所への介護報酬が減らされ、今後も削減されていく方向の中、将来性や待遇面の良化はあまり期待できません。
(男性 43歳 北海道 介護職)

社会福祉・介護業界の良い点

医療、福祉(介護業界)は、対人間の仕事なので、利用者様からお礼などを言われると喜びを感じます。自分の両親は他界していますが、毎日利用者様と接することで、少しでも今までできなかった親孝行をしている気持ちになる事が出来る素晴らしい仕事です。

社会福祉・介護業界の良くないと思う点

医療、福祉(介護業界)はデスクワークも少しはありますが、基本体を動かす仕事なので、腰などを痛めてしまう場合があります。夜勤も変則勤務もあり。業界全体で人手不足なので、その負担を感じてしまう時があります。
(女性 62歳 愛知県 福祉(介護業界))

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