「石工・れんが・タイル・ブロック工事業」に転職を考えている人へ – 業界概要と特徴 [業界研究]

「石工・れんが・タイル・ブロック工事業」に転職を考えている人へ – 業界概要と特徴 [業界研究]

「石工・れんが・タイル・ブロック工事業」の特徴

 建築・建設資材における石工やレンガ、タイル、ブロックは非常に大切な役割を果たしていて、かつ幅広い用途に使われています。中でも、住宅を含む建築物の内外装には耐久性とデザイン性を兼ね備えたタイルが重用されています。
一般住宅の外壁材でも、建売住宅の場合はサイディングやALCを使用されることが多いのに対し、注文住宅やリフォームではタイルを採用する割合が高くなります。外壁で使用されるタイルは耐久性や耐水性に優れているだけでなく、見た目にもレンガのような重厚な風合いの物や、洗練された雰囲気のホワイトタイルなど豊富なバリエーションがあります。
施工としてはサイディングに比べて非常に手間のかかる作業となります。手作業ですので、タイルを貼る際のわずかな角度のズレにも十分な注意が必要です。半端なスペースを埋めるためのタイルをカットする作業など、経験を伴う施工技術が必要です。

 また、タイルは内装材としても多く使用されています。玄関やキッチンを始めとして、デザイン性の高い住宅や店舗、施設などでは壁や床にもタイルが貼られています。特長である機能性だけでなく室内の雰囲気を演出する効果も高く、テラコッタタイルなどがその代表例といえるでしょう。

 タイル材は高価ですが、見た目の美しさからも多くの支持を受けています。それだけに、施工業者としてはその美しさを損なわないだけの技術力を問われる仕事となっています。

「石工・れんが・タイル・ブロック工事業」の現況

れんが・タイル・ブロック工事業の景気水準は、業界全体としては堅調な推移となっています。その状況は建設業界全体の動向とも言い換えることができますが、業績堅調な要因はいわゆる「非住宅」の市場領域にあります。
もともと、この事業の中心市場は住宅建築にありますが、昨今の住宅建築市場はやや下向きな情勢となっています。代わって非住宅部門では商業施設の建設など、ここ近年の景気回復が追い風となっています。また東京オリンピックに向けたオフィス需要の影響もプラスに働いています。

 施工業者の特徴としては、中小企業や個人規模の零細事業所が多数を占めている点にあります。相対的に事業所規模が小さいことは経営体力が乏しいことに直結し、人材確保へのマイナス影響となっています。
建設業全体で人材不足が叫ばれていますが、タイルやレンガを扱う施工には経験のある職人が必要です。職人の育成を含めた人材面の課題に対しては、鳶や土木、左官といった他の事業者が施工を重複対応することや、材料や工法を見直して施工の効率化を図ることで対応しています。

 施工の効率化は作業の時間短縮にも繋がります。レンガやタイルの工事は建築・建設現場の施工順序として後ろの方に位置づけされるため、工期が予定よりも短くなる傾向があります。工事日数が少ない上に職人が不足している、というのが施工現場の実態なので、効率化は避けられない状況となっています。

「石工・れんが・タイル・ブロック工事業」に転職を考えている人へアドバイス

 先述した通り、レンガやタイルの施工は職人の作業と呼ぶべき領域です。そのため、建築・建設業でそれなりの実績を持っていない限り、この業界に入ってしばらくの間は雑務を中心とした下積みを経験していくことになります。
工事業なので現場作業となりますが、事務所に出勤してから現場へ移動するのが基本の就業パターンになります。新人のうちは誰よりも早く事務所に出勤し、掃除や片付け、作業道具の準備といった雑務を担当します。

 作業現場では、車から道具を下ろし作業の準備を行います。例えばタイル工事の場合、現場で使用するタイルが乾式か湿式かで準備の内容も異なりますので、現場到着前に確認しておく必要があります。湿式タイルの施工であれば水が必要ですので、現場で使用できる水道を確認し所定のバケツに水を汲み、モルタルなどの下地材を作るといった作業があります。

 現場によっては、簡単なレクチャーの後は先輩の職人に混じって施工作業を行う場合もあります。ただし現場には様々な工事業者の人員がそれぞれの作業をしているので、自分の作業に気を取られ過ぎて他の作業を邪魔しないように注意しましょう。周囲の確認不足は思わぬ事故や怪我の原因にも繋がります。

 現場作業の経験が浅いうちは、雑務と施工を並行するなど忙しく動き回ることが多くなります。慣れた人のように仕事をこなせなくても、指示に対し即座に動くなど素直に仕事と向き合えば、先輩たちにも認められて結果的に早く仕事に慣れることができるでしょう。

●その他の「建設業の仕事」について見る

転職面接・試験前にこちらをぜひどうぞ

転職活動、特に採用面接はノープラン(無計画)、ノーガード(無防備)で挑まないようにしましょう。事採用企業側の求めている人材を把握すること、自分の性格の強み・長所短所を把握すること、明確な職業意識、強い就労意欲があることが大事です。

無料で10分、あなたの性格特性や想定年収を診断実施中

無料で10分、あなたの性格特性や想定年収診断を実施中!転職面接の前にこれまでに40万人以上が受けた診断テスト(無料)をぜひ受けておいて下さい。たった10分で「自分の特性」や「予定内定社数」や「予想年収」が一緒にわかってしまうという優れものです。自分の転職力点数や総合順位が出る上、各項目ごとに詳しい解説があります。さらに終了後は求人情報も見られるので一石二鳥!
「@type(アット・タイプ)-無料で10分、性格特性や想定年収診断」へ

今の年収は適正なの? スマホでそっと調べよう!

今の年収は適正なの? スマホでそっと調べよう!一問一答形式に答えていくだけで今のあなたの評価や年収が適切なのかどうかが分かります。ちなみにS君(26歳)はフィット年収が602万円と出て「こんなに上がるの?!」とびっくり。
「今の年収は適正なの? スマホでこっそり調べよう!」

女性の方はまず「女の転職@type(アット・タイプ)」がおすすめ

女の転職@type(アット・タイプ)女性の方はまず「女の転職@type(アット・タイプ)」をおすすめします。無料です。掲載されているのはいずれも女性歓迎(女性を採用したい)の企業ばかりなので、安心して転職先を探すことができます。
「女の転職@type(アット・タイプ)」登録(無料)ページへ

関連記事

  1. 建設職に転職-仕事内容や平均年収・給与、向いている人を解説
  2. 「パルプ・紙・紙加工品製造業」に転職を考えている人へ – 業界概要と特徴 [業界研究]
  3. 「小売業界(スーパーや量販店など)」の良い点・良くない点 - 働いている人に答えてもらいました!(転職の参考にどうぞ)
  4. [看護師の転職] 病棟勤務の経験しかなくてもクリニック勤務は務まるの?
  5. 「卸売業界」の良い点・良くない点を働いている人に答えてもらいました!(転職の参考にどうぞ)
  6. 「建設業界」の良い点・良くない点(その2)- 働いている人に答えてもらいました!(転職の参考にどうぞ)

転職体験談(成功・失敗)

  1. 食品専門商社へ転職
  2. [転職体験談] クレジットカード会社に転職したY.Sさん(男性)のケース (内定辞退の話も)
  3. [転職体験談] 美容卸業界から飲料卸会社に転職を決めた愛知県のS.Nさん(男性)
  4. [転職体験談] 実務翻訳者から南の島で念願の広告代理店に転職(沖縄県R.Nさん女性)

面接の前に自己診断を!

面接の前に「自己診断テスト(無料)」をして、自分の強みを言えるようにしておこう

入社したい会社の面接は緊張するもの。面接官は役職付きのケースがほとんどだからプレッシャーもかかります。無料の「自己診断テスト」で自分の強みを上手にアピール出来るようにしておきましょう。 自分の強みを把握して、面接の自己アピール