女性の転職面接質問:上手な聞き方(その2) [女性の転職ノウハウ]

女性の転職面接質問:上手な聞き方(その2) [女性の転職ノウハウ]

結婚、出産など女性ならではの仕事の探し方を解説する「女性の転職ノウハウ」コーナー今回は「面接で聞きにくいことを上手に質問する方法」の第2弾です。
前回の第1弾では「残業」に関すること、「急な早退」に関すること、「転勤」に関することについて紹介いたしました。
今回は休日のこと、昇給のこと、人間関係のことについてです。一般的な質問であっても、男性と女性では受ける印象が違うこともあります。ここでは上手な(角の立たない)質問の仕方を解説いたします。

「休日」に関することを上手に質問する方法

「休日」に関することは聞きづらいですね。でも質問もうまく言い換えるだけでこんなにスムーズに、円満に面接が進みます。

「子どもの学校の休みと合わせたいのですが(土日祝日は休みたいのですが)・・・」

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「腰を据えて、しっかりと仕事を遂行していくためには、家庭の安定も重視すべきだと思います。育児中の方は、お子さんとのコミュニケーションをどのようにとっていらっしゃいますか?」

営業職育児中の女性が子どもに休みを合わせたいのは当然ですが、『女性は条件第一で転職する』という先入観を持つ面接官だった場合、その先入観を強くしてしまい、印象が悪くなる可能性があります。
この場合、『自分の希望が叶うか否か』がわかれば良いのですから、自分の希望を伝えるのではなく、育児中の社員がどうしているかを質問してみます。話の流れで面接官に子どもがいるとわかっている場合は、「〇〇様は~」と質問しても良いでしょう。
期待していた答えが返ってこない場合は、上記のようにワンクッション置いた上で、子どもとの時間も大切にしたいことを伝える方が安全です。
GWや年末年始に休みたいなどの話も同様です。
ただし、全ての休みを思い通りにしたいといった希望は、正社員では難しいはずです。ある程度の譲歩と覚悟は持ちましょう。


「昇給」に関することを上手に質問する方法

「昇格昇給に男女差はありますか?」

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「現在、貴社で活躍している女性管理職で、印象的な方がいれば、どんな方か教えていただきたいのですが。」

キャリアアップにやる気を見せるのは良いことですが、『有るのか無いのか?』の質問は、『有り無し』の回答で終わってしまい、会話が続かず、相手から引き出せる情報量が少なくなることがあります。相手の情報を引き出しやすい表現で質問した方が、更に掘り下げた質問もしやすくなるのでおすすめです。
また、相手にもよりますが、男性と女性では、『昇格昇給』『男女差』を口にした時の印象が少し違いますし、女性が直接的な表現で質問すると何故かアグレッシブに感じてしまうことがあるようです。
男女差別だと思われるかも知れませんが、誰にでも良い印象の面接で終了することを目指した方が安心ですよね。


「社内の人間関係」に関することを上手に質問する方法

「社内の人間関係は良いですか?」

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「○○様(面接官)が最も魅力を感じている、貴社の良さを教えていただけませんか。」

「貴社の採用ホームページで、社員の方が社風の良さをインタビューで答えていらしたのですが、○○様が思う貴社の社風や魅力を教えていただけませんか。」

営業職「こんな質問する人いるの?」と思われるかも知れませんが、実際に時々ある質問です。人間関係で退職する方も多いですし、女性が多い職場にいたからこそ、ここが肝心なのだと思っている方も結構いるものです。また、確かに気になるところではありますよね。
だからと言って、「人間関係は…」と始めると、以前の退職理由が人間関係だったのかな?この人自身に問題があるのでは?と深読みされてしまうかも知れません。特に女性の場合は、男性には見えづらい確執を持っていることがあり、対処に困る場合があるため、警戒されやすいのです。
面接官から独自の意見・感想を引き出しやすい質問方法に置き換え、『深く興味がある』『情報をよく調べている』ことをアピールしつつ、質問してみましょう。


「離職率」に関することを上手に質問する方法

「離職率を教えてください。」

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「中途採用の場合、勤続何年目あたりで活躍されている方が多いのでしょうか。目標にしていきたいと思うのですが。」

「中途採用で入社される方は、同業界の方が多いですか?他業界の方が多いのでしたら、入社前にその業界の勉強も役に立つかと思いまして。」

離職率が高いということは、働きづらいのかも…何か問題が有るのかも…だから聞いておきたい。新卒の就職活動ではありがちな質問ですし、気持ちはわかりますが、仕事内容よりも、条件や安定性のみで仕事を選ぼうとしているという印象になりやすく、ストレートに聞くことはおすすめできません。
離職率を質問するよりも、業界内の人気企業か否かを確認できる質問の方が、働きやすさの判断材料になるでしょう。業界というのは意外に狭いものです。もし同業界からの転職者が多いのであれば、業界内で評判が良い可能性があります。
また、離職率は公表されていなくても、今までの求人の出し方や就業人数の推移、就業者の平均年齢などを見れば、大よその検討がつきます。女性の離職率が知りたい場合も、育児休暇の取得率など、別の面で質問をすることで総合的に判断することができます。

ちなみに、離職率にこだわりを持つことは、あまりおすすめできません。
離職率は参考にすることが難しい数字です。退職する年齢層が偏っていたり、その年の営業利益や業界全体の景気も人が動く要因のひとつのため、離職率を参考にするよりは、新卒採用者と中途採用者の割合などを確認する方が、活躍できる場か否かの判断材料になると思いますよ。

質問方法第2弾、いかがでしたでしょうか。

質問方法第2弾、いかがでしたでしょうか。
同じ質問でも、男性と女性では印象の違うこともありますし、男性だからこそ、女性だからこそ好印象・悪印象となる場合もあります。
臨機応変に…というのは難しいかも知れませんが、ここで働きたいのだという気持ちを、丁寧な言葉で誠実に語ることは、どこにでも共通する面接突破手段であることに間違いはありません。
前回の第1弾で「印象の良くなる質問の順番」について、第3弾では「定時退社」「仕事量」について解説していますのでこちらもぜひご覧下さい。

「女性の転職ノウハウ」コーナーは、女性ならではの結婚、出産後の悩みや課題からライフスタイルに合わせた会社の探し方、面接の乗り越え方まで詳しく解説いたします。女性の方はぜひご覧下さい。

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