[私の転職理由] 土地活用の会社の設計職から、測量の仕事に転職(大阪府・男性32歳)

[私の転職理由] 土地活用の会社の設計職から、測量の仕事に転職(大阪府・男性32歳)

前の会社にて転職を決意した理由(退職理由)と、新しい会社に入社できた(採用された)と思う理由を聞くコーナーです。今回は土地活用の会社でマンションの設計職から、測量の仕事に転職した大阪府の男性(32歳)のお話しです。

土地活用の会社でマンション設計に従事、毎日同じ仕事に不安感が

以前は土地活用の会社で、マンション設計の仕事をしておりました。マンション設計と一言で言いましても、詳細の内容はCADによる作図、計画地の現地調査、計画の概算算出、お施主様への計画のプレゼン等多岐にわたるものです。文章にしますと専門性の高い技術職のように見えますが、実際はルーティンワークで、その会社でしか通用しないような知識が蓄積されるだけでした。そのため、日々不安感を抱きながら就業することになり、7年勤めた際にようやく転職することを決意致しました。

正直に申しますと、もっと早くに転職したいと考えておりましたが、なかなか会社側が退職を認めてくれず7年もかかった次第です。またその会社は、営業絶対主義で、営業の指示は例えば間違っていても、絶対的で技術職は従うしかありませんでした。そのため何度か営業と衝突もしましたが改善の余地も無かったため、この事も転職の動機となりました。

現在は専門性の高い技術職として測量の仕事を

今は、専門性の高い技術職として測量の仕事をしております。仕事の内容は、道路、敷地等の現況の平面図を作成したり、公共の場で基準の座標を観測したりと多岐にわたります。今の仕事に転職して、前職で不安に感じた事、納得出来なかった事に遭遇することが無くなりました。そのため、転職した事は成功であり、今後の人生はより豊かになると感じております。

私が思うに、今の会社に採用された理由は2つあります。
一つは前職の転職理由です。前職と現職では全く違う職種でしたが、転職理由が客観的にみて不自然でなければ面接官は納得して下さります。
もう一つの理由は、現職の志望動機です。私の場合は、転職することで前職の問題は解決する旨と、新たな職種で何をしたいかを重点的に面接時に訴えかけました。その内容が、面接官の考え方と合致したことが採用の決め手だったと思います。

「転職グッド」編集部からのコメント

今回は、土地活用の会社にてマンションの設計職から、測量の仕事に転じた方のお話しです。同じ建設に関する業界ということで、7年間の経験を生かしたステップアップ転職といえるでしょう。「職業意識」がしっかりしていたのだと思います。
30代になると、まったく未経験の業界への転職もできないこともありませんが、前職で培ったスキルを新しい会社で即戦力として生かせるかどうか、自社の成長を牽引してくれる人間かどうか、などが求められます。
まったく違う仕事にチャレンジしたいと思っている方は、なるべく早く、20代の内に転職をすることをお薦めいたします。
このほかにも「私の退職理由と転職できた理由」に多数の実例を載せていますのでご覧下さい。

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