結婚、出産など女性ならではの仕事の悩みや課題を解説する「女性の転職ノウハウ」コーナーです。
採用決定!転職や久々の仕事復帰に喜びを感じると同時に、不安も感じるかも知れません。
不安を解消するため、そしてみなぎる気合をそのまま仕事に活かせるように、まずは入社準備を始めましょう。
今回は仕事編としてご紹介します。
勤務条件の確認
採用決定までに確認ができていれば問題ありませんが、受け取った書類にはよく目を通し、勤務条件に間違いがないか確認します。
『採用を決定した部署長と、本部の採用の意向に相違があった』という話も無いわけではありません。
例えば、就業規則の変更があったにも関わらず、それを社員が認識できていないまま、採用を決定しているというケースが実際にあります。このようなケースに自分が遭わないためにも、契約書類を受け取ったら、早い段階で熟読しましょう。
少しでも疑問がある場合は、契約書類の作成元である人事部門(管理部門)に確認が必要です。
持ち物準備
当日に持参するものや、バッグに常に入れておくものを確認します。主に必要なものを挙げてみましたので、参考にしてみてくださいね。
【筆記用具】
入社当日から、デスクに全てが整っているとは限りません。ノート、ボールペン、シャープペンシルがあれば、覚えるべきことをすぐに記録できて安心です。
【提出書類】
入社日に記入して持ってくるよう指示された書類はもちろん、指示されていなくても、源泉徴収票や年金手帳、健康保険証、前職で受け取っていた雇用保険受給資格者証などは、手続きの手間が省ける可能性が高いため、持参をおすすめします。
『入社日には以下の書類をお持ちください。』などの連絡・案内書類は、新人が準備していることが多く、意外にもミスが多発するポイントなのです。ここにも印鑑が必要だった、こっちの書類には訂正印が必要になった…などに対応できるよう、印鑑も持参すると良いでしょう。
資格必須で就業したした場合は、その資格の証明書のコピーなども求められることが多いようです。
また、健康診断書類を必要とする企業も多いため、採用決定時に指示されなかった場合は、念のために確認した方が良いでしょう。入社後に健康診断の時間を作るのは難しいものです。
【名刺入れ】
名刺を要する職種であれば、初日から挨拶回りに行く可能性があります。簡易的なものでも構わないので、持っていると安心です。
【身だしなみ用品】
挨拶まわりに必須なのは名刺だけではありません。第一印象はとても大事。女性の場合、自分に自信が持てるか否かでモチベーションも変わってきやすいですよね。
外出前に身だしなみを整えられるよう、最低限の化粧用品はバッグに忍ばせておきましょう。電線時のストッキングの予備もあると安心です。
挨拶準備
入社初日や初めてのミーティングなど、中途でも、新入社員は挨拶を求められる機会が多いものです。
そのため、簡潔な自己紹介と抱負を挨拶として準備しておくと良いでしょう。所要時間は1分程度。周囲と目を合わせながらの優しい口調がおすすめです。最初の挨拶では、話しかけやすさを意識して、好印象を心掛けましょう。
業界研究
転職や再就職は、新卒新入社員とは違い、ある程度の即戦力を期待されます。
未経験歓迎だとしても、初めて社会に出る訳ではないため、社会人としての常識はもちろん、業界研究はしてくるだろうと思われています。
例え同じ業界への転職・再就職でも、それは以前の就業先からの視点です。経験のみに縛られることなく、新たな視点と発想を持つためには、業界研究は必須であると肝に銘じましょう。
情報収集
事前に受け取っている資料や企業サイトなどから、できる限りの企業研究をします。
取扱商品に関する扱い方や、取引企業、主要銀行などは、頭に入れておけば、ちょっとした電話対応などにも柔軟な対応ができるはずです。
支社・支店の所在地や、役員名、組織図なども目を通しましょう。
こまかく覚えることは困難でも、手元に確認できる資料を作るだけで、どんな注意が必要か気づけることもあります。
細やかな心配りをアピールできるチャンスは、入社前から準備できるものなのです。
以上、入社までに準備すべきことを、仕事編としてご紹介しました。
入社後では、なかなか手がつけられないこともあります。
新卒新入社員の頃を思い出したり、入社後の自分をシミュレーションしながら、準備してみてくださいね。
また「採用決定!入社までに準備すべきことは?(家庭編)」も一緒にご覧下さい。
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