[私の転職理由] 布団メーカーの営業ノルマが厳しすぎて退職、不動産の営業に転職(静岡県・男性)

[私の転職理由] 布団メーカーの営業ノルマが厳しすぎて退職、不動産の営業に転職(静岡県・男性)

前の会社にて転職を決意した理由(退職理由)と、新しい会社に入社できた(採用された)と思う理由を聞くコーナーです。今回は布団メーカーの厳しいノルマに耐えられずに退職、不動産営業に転職した静岡県の男性のお話しです。

布団メーカーの厳しいノルマに耐えられずに退職

布団メーカーの営業ノルマが厳しすぎて退職、不動産の営業に転職中小企業の布団メーカー直営の営業部に勤めていました。毎月の販売数のノルマが非常に厳しく、毎月の業績発表があるたびに、ノルマ不達成を理由に上司の槍玉に挙げられていました。
その当時は毎日のように担当地区に営業をかけていたのですが、競合布団メーカーとの競争が激しく、なかなか業績を上げることができませんでした。顧客を他社に取られるたびに、私の会社内での立場は落ちていく一方でした。
追い詰められた私は、親せきや知人に営業をしてなんとか売り上げを達成する方法を取っていました。でもその方法にも限界があります。そのうち売上も上がらなくなりました。
またそのほかにも社内では会社の同僚のいじめや上司のパワハラなどが常習的に行われていて、私自身もストレスから来る胃潰瘍で入院してしまったことが転職を決意した大きな理由です。

前職の経験を生かして不動産の営業に転職

転職の面接は不動産会社を受けました。最初は不動産業の会計事務を希望していたのですが、面接では前職の仕事と経験が評価され、営業職として採用となりました。研修期間の後に営業部に正式に配属されました。
入ってみてわかったのですが、不動産の営業は、以前の職場で扱っていた布団などの商品とは違い、需要と供給のバランスが取れているため、ノルマの達成もそれほど厳しくはありません。布団のように無理矢理に販売する必要がないので精神的にとても余裕が出て来ました。(※不動産業界の良い点、悪い点
また職場の人間関係もギスギスしておらず、ストレスを感じさせない円満な雰囲気ですし、今までの営業の経験を生かせる仕事に再び就けたことで、自信を取り戻すこともできました。環境と待遇が変わることで、精神的にも安定した生活を送れることができるようになったのが、私にとっては大きいです。転職して良かったと感じています。

「転職グッド」編集部からのコメント

噂には聞いていますが、布団メーカーの営業はなかなかハードですね。不動産の営業職もそれなりに難しいと思うのですが、「・・ノルマの達成もそれほど厳しくはありません」という辺りに、過酷な営業の仕事を乗り越えてきた強さを感じます。この人のおっしゃっている「需要と供給のバランスが取れている」はユニークな表現ですね。需要の少ないものを売る仕事はおのずと厳しくなりますし、供給の多いものを売る仕事は過当競争に陥って苦労します。転職をする際にも、この会社の商品は需要と供給のバランスが取れているのかどうかを考えてみるのもいいですね。
このほかにも「私の退職理由と転職できた理由」に多数の実例を載せていますのでご覧下さい。

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