人事院は2016年8月22日、平成28年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度)の合格者を発表した。
合格者数は7,583人で昨年度に比べ3.2%増加した。また女性の合格者数は2,548人で、割合は33.6%を占め、人数、割合ともに過去最高だった。合格者は、8月22日(月)から行われる各府省による面接などを経て、おおむね来年4月に採用される。
合格者7,583人の内訳は、行政区分が5,419人で昨年度(5,137人)に比べ282人(5.5%)増加し、行政以外の技術系区分は2,164人で、昨年度(2,210人)に比べ46人(2.1%)減少した。
また学歴別の合格者数は、大学院810人で割合が10.7%、大学卒が1,384人で18.3%、大学卒見・在・中退が5,233人で69.0%、その他が156人で2.1%となった。
合格者の出身学校状況をみると、286校で、昨年度(265校)に比べ21校(7.9%)増加。合格者数の内訳は国立大学が3,912人で51.6%と半数を占め、公立大学が500人で6.6%、私立大学が3,010人で39.7%、その他が161人で2.1%だった。国立大学の割合は前年より1.2%増加している。
今年度の試験日程は、申込受付期間が2016年4月8日~4月20日、第1次試験日が6月12日、第2次試験日が7月19日~8月4日、最終合格者発表日が8月22日だった。
※人事院公式サイト http://www.jinji.go.jp/top.htm