転職者が前の会社を辞めた理由 – 男性の1位は「定年・契約期間の満了」、では女性の1位は?

転職者が前の会社を辞めた理由 - 男性の1位は「定年・契約期間の満了」、では女性の1位は?

転職のきっかけとなる理由は「給料が低い」「人間関係」「もっと良い会社があった」や個人的な「介護」「出産」などさまざまだ。また男性と女性、年齢によっても異なってくる。

世の中の人は実際にどのような理由で前の会社の辞めているのだろうか。

厚生労働省が6ヶ月に一度、定期的に公表している「雇用動向調査結果の概況」という統計情報は、全国にある無作為に抽出した企業の中から新入社員、退職者からの回答をまとめたもので、調査対象数は毎回異なるが、2014年(平成26年)の場合だと、企業約20,000社、入職者約65,000人、離職者約77,000人を対象に調査をおこなっている。

ここではこの「公」の調査結果をもとに「転職者が前の会社を辞めた理由」について調べてみたい。

前職を辞めた理由の男性の1位は「定年・契約期間の満了」

調査によると、転職入職者が前職を辞めた理由の男性の1位は「定年・契約期間の満了」が17.9%だった。ある意味、至極ストレートな理由だが、回答者にはパートタイム労働も含まれており、不本意ながらも辞めざるをえなかったものも含まれているだろう。
次いで2位は「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」が10.5%、3位が「給料等収入が少なかった」の9.7%だった。その後は「職場の人間関係が好ましくなかった」「会社の将来が不安だった」「仕事の内容に興味を持てなかった」「能力・個性・資格を生かせなかった」と続いている。

男性の退職理由

転職者が前の会社を辞めた理由

一方、女性は「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」がトップ

一方、女性のトップは13.5%で「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」。次いで2位が「定年・契約期間の満了」が13.4%、3位が「職場の人間関係が好ましくなかった」が11.1%、4位が「給料等収入が少なかった」の8.6%となっている。
1位の「労働時間・・」は、例えば定時で帰れないため子どもを迎えに行けないなど、子育てや家事の両立の難しさも関係ありそうだ。ただし同理由は前回の15.2%から13.5%と少なくなっており、働きやすい職場環境づくりが少しずつ整ってきていることが伺える。

女性の退職理由

女性の退職理由

前職を辞めた理由を年代別に見ると

さらに統計を詳しくして、年代別に見て行くと下記図の通りになる。
全体を俯瞰して、要点をあげていくと
「仕事の内容に興味を持てなかった」は若者の20代に多い。働き始めて数年のうちは仕事にあまり興味を持てない若者が多い。面白さがわからない、仕事を任せてもらえないなどの理由が想像できる。
「給料等収入が少なかった」は男性の若者全体に多い。これは、数十年前と比べ、終身雇用、年功序列による格差が減ってきているとは言え、ある意味致し方ない部分も。
「職場の人間関係が好ましくなかった」は女性の35歳~39歳に多い。
「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」は男性の35歳~39歳に多い。働き盛りで職場の中心にいる世代。残業や休日出勤などが多く負担がかかるのだろうか。
「結婚」は女性の30歳~34歳に多い。結婚によってキャリアが分断されてしまうのは余りにももったいない。継続して働ける雰囲気づくりがとても重要。
「介護・看護」は女性の50歳~54歳に多い(男性は多くない)。親が75歳~80歳を迎える年代で、介護が必要となるケース。男性が多くないのは、妻に押しつけている夫が多いのだろう。
「定年・契約期間の満了」は男女とも60歳~64歳に多い。これは当然といえば当然だが、雇用の延長を希望しても受け入れられないケースも多いのかも知れない。
「会社都合」で退職したのは男性の55歳~59歳、女性の50歳~54歳に多い。平均年収が高いが体力的に落ち始めた世代が「会社都合」で退職を求められやすい厳しい現実がある。

前職を辞めた理由を年代別に見ると

「転職グッド編集部」のアドバイス-調査結果を転職に生かす

仕事をしていく上で、100%完璧な勤務条件などはありえないので、自分が大切にしたい優先事項と業界や企業の風潮や取り組みがマッチしているかが転職を成功させるポイントになってくる。
今回の調査結果を参考にして、自分の年齢と退職理由のパーセンテージを照らし合わせながら、その退職理由に大して前向きに取り組んでいる職場や仕事を意識的に探してみるのもいいだろう。
例えば、自分が女性の35歳~39歳なら、「職場の人間関係が好ましくなかった」が理由で辞める人が多くなっているので、職場の人間関係が良さそうな職場、公平な評価制度に取り組んでいる企業、社内の風通しに気を使う企業などを重点的に探してみるなど。
調査結果は同年代の多くの人たちが感じていることの現れであり、現在はあまり気にならない人も、いざ働き始めると気になってしまう可能性はなきにしもあらずだ。情報の切り口としては面白いかもしれない。

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