【第12弾】転職のメリット、デメリットを経験者500人に聞きました

転職して良かったこと･悪かったこと、今回は第12弾です。転職をするということは誰しも勇気のいることです。新しい会社でうまくいくのかどうかも気になりますね。ここでは「転職をして良かったことと悪かったこと、後悔したこと」を読者のみなさんにアンケートで答えてもらいました。経験者の回答をずっと読んでいくとなんとなく転職のメリット、デメリットがわかってきます。これから転職をしようと思っている人はぜひ参考にしてくださいね！

【第12弾】教えて！転職して良かったこと･悪かったこと

転職して良かったこと

今から25年程前のまだバブルの名残があるころ、専門学校を卒業して大手メーカーのプラント設計の会社に就職しました。
しかし、プラント設計と言ってもたくさんの人間が携わっていて、自分は何をやって何を作っているのかよくわからない状態でした。
5年程務めたのですが、思い切って業種の違う住宅設計の会社の入りました。
そこでは自分がお客様と打合せとして、はじめから最後まで全てを設計し現場でどのような家が建っているのかも職人たちと打合せをし、とても充実してやりがいがあります。

転職して悪かったこと

この仕事をはじめからは、全て自分で設計しているので、責任はすごくあります。ストレスはかなり溜まりますし、時間もあってないような状態です。若い時は勢いで出来ていましたが、今では少し後悔もしています。
（男性　45歳　愛媛県　自営業（建築設計））

転職して良かったこと

転職をしたのは、前職の職場の雰囲気に馴染めずに異動を命じられたからです。私は営業しかした事はありませんが、この現在の職場では前職の時のような陰湿な雰囲気がなく、社員同士の仲がよく、精神的な環境が良い点にあります。その為に5年以上現在続いています。

転職して悪かったこと

警備業のため、賃金が安いという事です。
ガードマンを多く抱える我が社は正社員の私含めて給与がとても安いです。理由としては、警備員の日当は安いもので7,000円を切るくらいです。これはお客様から高い金額をもらえない事からきています。そして、単価がなかなか上がる事がないのでベースアップもなく、ボーナス支給もない時があったり、あっても雀の涙程度です。
先を憂いての後悔といった形となります。
（男性　35歳　山口県　警備業、営業）

転職して良かったこと

中堅の時計会社から複写機会社へ転職しましたが、研究職から生産技術職に変更したことはよかったです。研究部門は花形だと思っていましたが小さい会社では大したことはなく、自動化に興味があったので思い切って転職して職種を変更しました。
当時は自動化技術が全盛期で制御言語のプログラムを任され、自分が開発したもので動作したときは感激しました。このときに仕事があっていることを実感できました。

転職して悪かったこと

給料は1.5倍ほどになり仕事も生産部門の自動化技術に配属されましたが、設備を国内の工場に設置するためにゴールデンウイークや夏休みなど休日に搬入しなくてはならないので、休むことができないのはつらかったです。
大手の会社でしたので職場では競争は激しく、中途採用ということもあり出世することはできませんでした。
（男性　57歳　神奈川県　製造業）

転職して良かったこと

職場の人間関係は運そのものです。
自動車部品メーカーの生産管理として転職をしましたが、平均年齢が高い現在の職場はギスギスした感じがなく、東北地方出身の心温かな方々に囲まれて、伸び伸びと仕事が出来ております。プライベートの話もし易く、結婚式でも大変お世話になりました。

転職して悪かったこと

リーマンショックの時に転職活動をしていた関係もあり、最終面接時に思い切った給料面での交渉ができませんでした。
経験も自信もあったので、２～３年目には前職のレベルまで上がると思っておりましたが、自分の努力とは関係のない部分で昇給はほとんどありませんでした。
（男性　41歳　神奈川県　自動車部品メーカー）

転職して良かったこと

事務員から歯科医院へ転職しました。職種は歯科助手兼受付。まったく初めての経験でしたが、仕事内容は流れをつかめば自然に作業を覚えていくことができるので、大変だとは思わなかったです。先生やスタッフの方にとても親切に指導していただいたので、初心者でも不安を感じることなく仕事ができました。

転職して悪かったこと

以前の仕事と全く違った環境になり、接客中心となったので緊張の連続でした。年齢層がさまざまでしたし、小さいお子さんも多かったので応対にとまどうことが数多くありました。また少人数でしたので急病になってしまった時、休みにくいとは感じました。
（女性　40歳　神奈川県　販売）

転職して良かったこと

サービス業に勤めていたのですが、転勤で東京に単身赴任することになり、１年間家族と離れて過ごしました。都会になじめなかったのと、家族と一緒にいられない孤独感から転職を決意し、地元で再就職しました。子供の成長を間近で見られることと、生まれ故郷で過ごせることが何にも代え難い幸せでした。

転職して悪かったこと

妻は、私が単身赴任している間、自由気ままに過ごせていたようで、家族一緒にいるのが幸福と考えていたのは私の独りよがりでした。何より、収入が大幅に減ったことが不満の様子で、夫婦仲が完全に冷え切ってしまいました。
（男性　50歳　徳島県　小売業）

転職して良かったこと

前の職は保全関係の仕事に勤めていました。保全をおこなっていた会社が、とても大きい場所なので仕事は減らず、休日出勤ばかりで疲労困憊状態でした。現在の職場では安定した休暇をとることができ、体の異常もなく勤めることができます。

転職して悪かったこと

前の職は休出が多かったので給料が良かったです。今の職はシフト性で夜勤もそれなりにこなしてはいるのですが、前の職と比べてしまうと物足りないものは感じてしまいます。
（男性　25歳　愛知県　製造業）

転職して良かったこと

前職は介護士でした。転職して良かったことは、腰痛持ちなので事務系の仕事がすごい腰に負担が掛かることなく楽になりました。給料面も以前よりも増え生活面もすごい楽になりました。

転職して悪かったこと

後悔したことは、仕事量が多く週１日の休みも返上して働かなければならず、なかなかプライベートの時間を取ることができません。給料は良いのですが、転職して失敗したと思っています。
（男性　22歳　東京都　無職（最近退職））

「転職グッド」編集部より

「教えて！転職して良かったこと･悪かったこと」はいかがでしたでしょうか。今回から、より詳しく内容を書いていただくようにしたのですが、転職して成功の方もいれば、少し後悔している方もいらっしゃって、みなさんひとり一人の人生も様々だとあらためて感じますね。最終的に大事なのは「どう転んでも後悔の無いように、最後は自分で決めたかどうか」のような気がします。

この良かったこと悪かったことアンケートは500人に聞いていく予定です。次回の第13弾も楽しみにお待ち下さい。