女性でなくても知っておきたい、妊娠したら考えたい職場復帰のための5つのこと

女性でなくても知っておきたい。妊娠したら考えたい職場復帰のための5つのこと

結婚、出産など女性ならではの仕事の悩みや課題を解説する「女性の転職ノウハウ」コーナーです。今回は「女性でなくても知っておきたい。妊娠したら考えたい職場復帰のための5つのこと」についてです。

初めての妊娠・出産。
喜びと同時に、これから起こる様々な出来事が想像できず、何から始めれば良いのか悩み、不安に思う方も多いようです。
今回は、妊娠がわかったら考えておきたいことを、いずれ職場復帰するという前提でご紹介します。妊娠する当人でなくても、パートナーや同僚が妊娠という時に役立つようにまとめました。

【1】パートナーと今後のスケジュールを確認

妊娠したら考えたい職場復帰のための5つのこと休暇に入るまで、安心して仕事ができるように。そして何より安心して出産するために、パートナーと今後のスケジュールを確認しましょう。
陣痛がきてから「どうしよう、明日から出張だった。」と、協力者がいない状況に気づくのでは大変です。
そのため、妊娠がわかったら、出産予定日を基点として、互いのスケジュールを把握しておきましょう。スケジュール表を作成するより、目に付く場所にある、カレンダーがお勧めです。
カレンダーに、出産予定日、産前産後休暇期間、育児休暇スタート日、妊産婦健診日などを書き込んでいきます。実際の出産日がずれた場合は、別の色で修正・更新すれば良いでしょう。
ポイントは、出産する本人よりも、パートナーのスケジュールです。会社や所属部署の繁忙期、すでに決定している業務イベントなどを細かく書き込んでもらいます。有給休暇を利用して産前休暇より早めに休みに入る、あるいは遅めにするなどの設定は、パートナーのスケジュールがわかっている方が調整できます。
また、体が重くなるにつれ、健診に付き添いが必要になる方もいます。パートナーのスケジュールがわかっていれば、次回の日程を調整したり、事前に親族に協力を依頼することもできます。パートナーの仕事調整も可能かも知れません。

また、この機会に、共に就業規則や社風を把握しておきましょう。
同じ就業先なら話は早いですが、違う場合は、出産や育児に関する規則にも違いが見られます。
労働基準法で定められた部分は共通でなければいけませんが、男性のサポートに関する休暇を推奨している企業もあれば、残念ながらそうでない企業もあります。規則に定められていても、自分の時代と比べ、それを良く思わない上司や社風も存在します。
そのようなことが把握できている方が、休暇に入る前の仕事スケジュールも立てやすいものです。「制度を使って育児と両立!進化する育児休暇制度」もご覧下さい。

産前産後休暇とは
≪産前≫
6週間(多胎妊娠は14週間)以内に出産する予定の女性が休業を請求した場合は、使用者は就業をさせてはいけません。
≪産後≫
産後8週間以内の女性を就業させることは禁止されており、本人が希望しても許可できない強制休暇です。ただし、本人が希望し、医師が許可した業務であれば6週間経過後の就業は可能です。
(労働基準法第六十五条より)

【2】職場での妊娠の報告時期

妊娠報告は、いつ頃が良いのでしょう。

≪直属の上司へは早めに報告を≫

妊娠報告時期について様々な統計結果が世に出回っているため、「結局いつがいいの?」と思うかも知れませんが、直属の上司への報告でお勧めしたいのは、『なるべく早めに』『同僚より先に』です。
安定期に入ってからと考える方も多いのですが、妊娠特有の症状は安定期前から表れるため、仕事上配慮してもらうためには、上司の力が必要です。
それに、貴方が上司の立場になって考えてみてください。
周りが皆知っていて、後から「お気づきかも知れませんけど…」と報告されるより、先に知っていた方が、気分良く配慮したい気持ちになりますよね。

≪母性健康管理指導事項連絡カードの利用≫

妊娠したら考えたい職場復帰のための5つのこと「母性健康管理指導事項連絡カード」は、仕事を持つ妊娠中の女性が、医師等から通勤緩和や休憩、業務の軽減などの指導を受けた場合に、指導内容が事業主に的確に伝わるようにするためのカードです。
重い荷物や資料を運ぶ仕事がある、通勤ラッシュで今までの通勤が困難である場合等は、このカードを利用しましょう。受け取った上司も、何に配慮すべきかわかりやすく、管理部門へ勤務時間の相談をする際にも便利です。ちなみに、診断書の提出は必要ありません。
カードはほとんどの母子健康手帳に様式がありますが、厚生労働省や母性健康管理サイト( http://www.bosei-navi.go.jp/ )からもダウンロードできます。

【3】意識的なコミュニケーション

出産を控えた体で、休暇前の締めの仕事に入るのは、なかなかの重労働です。
今までにない精神状態や、妊娠特有の体調に悩まされることも多いため、休憩時間は1人でいたいという方もいますが、体調が許すのであれば、昼休憩などでコミュニケーションを取りましょう。
出産・育児に対する期待と不安、休暇によるブランクや復帰後の不安など、貴方の気持ちを少しでも多くの人に共有してもらうことで、今後の理解や協力が得られやすいようにします。
相手が出産経験者なら、休暇中の過ごし方や準備への相談もできるため、自分の気持ちも落ち着きますよ。
また、いずれは子どもが欲しいと考える方であれば、貴方の話は参考になるはずです。

【4】早め早めのスケジューリング

自分自身の仕事のスケジュールを具体的に考えていきます。
担当業務の引継ぎやマニュアル作成、取引先への担当者変更連絡など、職種や役職によっては「間に合わない!」と焦ってしまうかも知れません。「休暇前にこの目標を達成させるぞ!」と気合を入れ、出産予定日ギリギリまでのスケジュールを立てる方もいることでしょう。
ですが、無理は禁物。体調と相談することが何よりも大切です。頑張りたくても、お腹のあかちゃんを巻き込んではいけません。

お勧めしたいのは、安定期である妊娠中期内に『どうにか引き渡せる』レベルを目指すスケジュール。
妊娠したら考えたい職場復帰のための5つのこと『ここまれ済ませれば、上司が確認して業務を振り分けられる程度』『多少時間がかかり混乱が生じても、業務自体は滞らない程度』とも言い換えられます。
全体的に『どうにか~』まで終わってから、ひとつひとつの業務の完成度を上げていくようにすれば、突然の体調不良で休みが続いても、代打の登場が可能になります。
「そんなに早く見切りをつける必要があるの?」と疑問に思うかも知れませんが、何が起こるかわからないのが妊娠・出産です。いつも元気だから、妊娠・出産もラクラクなんて事は決してありません。
迷惑をかけたくない、復帰後も笑顔で迎え入れてもらいたいと願うなら、万が一に備え、仕事の進め方を考えなければいけません。

また、体調が良くても、時期や環境の考慮が必要です。
例えば、休暇に入る時期が、寒さ厳しい真冬であれば、通勤電車は伝染性ウイルスの宝庫です。
雪国でクルマ通勤の場合は、ガタガタとした雪道の運転が、母体に響かないと言い切れるでしょうか。
何かあってからでは遅いこともあります。
出産直前まで就業できる環境なのか、労働基準法で守られている期間より早く休暇に入るべきか、体調だけでなく、就業環境を見極める必要があることを忘れずに、スケジュールを立ててみてください。

【5】『近くに妊婦がいる』という気持ちを考える

妊娠されている女性の中には、「妊娠中の同僚と一緒に仕事をした経験がない。」という方も多くいます。
経験のない方は、是非、自分の置かれた環境を客観的に見てください。多くの方が好意的だと信じたいですが、中には、こんな方もいると想像できませんか?

「風邪を移したらどうしよう。気がかりで仕事に集中できない。」
「重たそうなお腹を見ていると、仕事を頼みづらい。」
「妊娠は病気じゃないのだから、そんなにチヤホヤしなくても」
「昔はあのくらいお腹が大きくなったら仕事を辞めたものだけど。」

人事担当者に、相談を持ち掛けてくる方もいます。
もちろん、人事担当者は理解してもらえるよう動き、双方に配慮しますが、時代が変わったといっても簡単に順応できない気持ちや、気を使い過ぎて疲れてしまう気持ちも、できる範囲で察しましょう。
相手がどう感じているのか考えれば、接し方にも工夫ができて、人間関係も良好に保てるかも知れません。ストレスを溜めて母体に影響を及ぼさないための、貴方ができる配慮です。

以上、『妊娠したら考えたい5つのこと』として、ご紹介しました。
『体のことが最優先』という大前提の下で、自分にできる工夫を取り入れてみてくださいね。「結婚、出産、育休、職場復帰など女性のライフステージ別にみる「仕事のコツ」」、出産後に役立つ「制度を使って育児と両立!進化する育児休暇制度」も合わせてご覧下さい。

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