「水産養殖業」はどんな仕事なの?概要と特徴、転職アドバイス [業界研究]

「水産養殖業」はどんな仕事なの?概要と特徴、転職アドバイス [業界研究]

「水産養殖業」はどんな仕事なの?概要と特徴、転職アドバイス [業界研究]

「水産養殖業」の歴史と概要

我が国における養殖の歴史を辿ると、江戸時代初期にコイ養殖に関する記述が残されています。江戸時代後期には金魚の養殖が盛んになり、広島県沖の瀬戸内海では牡蠣の養殖、東京湾において海苔の養殖が始まりました。明治以降に入ると、英虞湾で養殖貝による真珠生産やサロマ湖においてホタテ貝養殖、さらにクロダイやマダイ、クルマエビなど、さまざまな養殖がおこなわれます。
「水産養殖業」の種類には築堤、いかだ式垂下、はえ縄などの人工的設備によって魚貝やこんぶ、わかめなどの藻類、真珠といった水産動植物の養殖があり、そのほかにも海産魚介類の種苗育成、ため池や水田を使ってのコイやドジョウ、金魚などの養殖も含まれます。
漁船漁業と比較すると、養殖業は計画的な供給や経営見通しを立てることができ、育種や飼育技術の開発によってはより質の高い、脂の乗りが良い水産物を効率的に生産できるため、近年では、大手水産会社や商社等も参入してきています。

「水産養殖業」の現況

魚や貝、海藻などの海産物はヘルシーであるという認識が欧米諸国の間にも広がり、海鮮を多く取り入れた日本食の普及とともに需要は年々増加しています。天然の水産資源には限りがあるため、供給量を増やすには養殖業が盛んになるのは当然の流れで、現在では世界の養殖生産量は9千万トンを超え、漁業・養殖業全体の約半数を占めるに至っています。これは世界の牛肉生産量にも匹敵する規模となっています(水産庁「平成25年度 水産の動向」より)。
一方の国内はというと、食卓の「魚離れ」の影響もあってか、平成8年以降の養殖生産量は緩やかな減少傾向にあります。近年の漁業・養殖業の総生産量は約486万トン、うち22%が養殖での供給となっています(農林水産省「漁業・養殖業生産統計」に基づき水産庁が作成した資料より)。その中でブリ、サケ、タイなど、養殖の割合が過半数以上になっている品目もあることに注目ができます。品目別生鮮魚介の一人当たりの購入量でもブリやサケが1位、2位となっていることから(総務省「家計調査」より)、質・量ともに安定的な養殖での供給システムによって、「手に入りやすい身近な魚」として消費者のもとに届いている様子が見て取れます。このあたりに「魚離れ」を食い止めるヒントが隠されているかもしれません。
業界の平均給与は、第一次産業の低迷を反映するかのように、290万円(国税庁「民間給与実態統計調査」より。農林鉱業も含む)と「宿泊業・飲食サービス業」に次いで低い水準となっています。

「水産養殖業」への新規就業者数は増加傾向

世界銀行が発表した分析データによると、2030年の世界の漁業・養殖業生産量は1億8684万トンに増加、そのうち62%が養殖水産物で占められると予測している(水産庁「平成25年度 水産の動向」より)。
しかし前述したように国内の生産量は減少傾向にあるわけで、この状況を打開し、生産増加につなげるためには、海外を視野に入れた新規市場を獲得して日本のハイレベルな養殖技術を積極活用する姿勢が不可欠となるでしょう。
また、藻類からバイオエタノールを抽出する技術も研究されており、バイオエネルギー源として有効利用する道が拓ければ海藻養殖業には非常に大きなビジネスチャンスとなる可能性があります。
近年の働き口としての漁業は、厳しい雇用情勢や多様化したライフスタイルを反映して、就職・転職の注目が高まっており、新規就業者数は増加傾向にあります。水産庁でも新人漁師を募集している漁協・漁業団体と直接話しが出来る「漁業就業支援フェア」の開催や、終業前の基礎研修や実践研修を充実させ、漁業への新規就業を後押ししています。興味のある人はこういったフェアから情報収集を始めてみるといいでしょう。

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