現役看護師が語る!看護師を長く続けるための4つの工夫 [看護師の転職]

現役が語る!看護師を長く続けるための4つの工夫 [看護師の転職]

今回は現在、看護師として働いている皆さんへのメッセージ的な記事です。
看護師は忙しい仕事です。日々の多忙な業務の中で疲労感やストレスを感じてしまうことも多いでしょう。体調を崩したり、辛いことがあると、「もう辞めてしまいたい」「転職しようかな・・」等と考えてしまうこともあると思います。
でもその前にもう一度、夢が叶って入職した時のことを思い出してみてください。看護師は病気や怪我で苦しんでいる人をサポートする尊い職業です。特にこれからの高齢化社会に欠かすことのできない仕事です。同じ看護師への転職ならともかく、看護師自体を辞めてしまうのはもったいない話しです。
だからという訳ではありませんが、今回は、「看護師として1日でも長く働くための4つの工夫」についてお話をします。

1.人間関係が良く、助け合えること

看護師という仕事は、報告や連絡、相談がとても重要であることや、患者の状態によっては他の看護師の援助を受けなければ、1日の業務がなかなか終わらないといった事態も少なくはありません。そんな時に「手伝ってほしい」「~してほしい」と声に出して意思表示をしっかりとできること、そして周りがそれに応じられることが大事ではないかと思います。
そのためには日々の人間関係も影響してくるのではないでしょうか。辛いときに辛いと言える、また誰かが困っているときには助けられる、そのような職場であれば、長く看護師としてその職場で働けるのではないかと思います。1人1人の心がけで良い職場作りをしたいものです。

2.自分の時間を大切にすること

看護師という仕事は、多忙であり、時には残業もあり、とかくストレスが溜まりがちです。疲れてしまうこともあれば、帰りも遅くなることもあります。そんなときに「辞めたい」「転職したい」という気持ちが強くなるのだと思います。(これは誰しも同じですね)
自分だけのストレス解消法はありますか。買い物や旅行、ゆっくりとお湯に浸かる、美味しいものを食べる・・・何でも良いのです。疲れてしまった自分を癒す、「これだ!」という手段を見つけましょう。疲れてしまった日には、自分を十分に労るようにしてください。自分の時間を持ち、自分と向き合うことで「明日も頑張ろう!」と、きっと思えるはずです。現にそうやって乗り越えている看護師さんは数多くいます。

3.自己研鑽をし、自分を高めること

自分の仕事に自信を持っていますか。看護師は業務を行うにあたり、エビデンス(=根拠)が求められます。何故そうなるのか?何故これが必要なのか?その根拠が無いと、わからない時、どこかでつまずいた時に、自信を失ってしまいます。自己研鑽をし、少しずつ自分の知識を増やしていくことでエビデンスが増え、自分の業務にも自信が持てるようになります。業務を行うにあたっての糧にもなります。
自分を高めていくと面白いことに、自然と仕事にやりがいや面白さを感じるようになるはずです。

4.同期や仲間を大切にすること

「同期や仲間を大切にすること」これは特に重要です。あなたには同時期に入職し、苦楽を共にした仲間がいますか。職場の人にはなかなか言えないようなことも、看護業界で働く同期には話せることがあるはず。
看護師という仕事は常に生死の境を目の当たりにする仕事です。自分では気付いていないうちに、心身共にストレスがたまっていることが多いのです。そんな時は同期と一緒にパーっと騒ぐのが効果的です。
もし同期が近くにいない人は、年の近い人や入職が近い人を探すようにしてみてください。自分と少しでも共通点があると身近に感じられるものです。お互いに応援し合いながら、支え合いながら、やっていくと、とても元気が出てきますよ。

最後に

今回は「看護師を長く続けるための工夫」について4つお話ししました。工夫は工夫でもちろん大事なのですが、看護師を長く続けるためにはもっとも大事なものは、看護師という仕事や看護師である自分を肯定できることです。
好きだから続けられる。好きだからやれるということもあるのではないでしょうか。仕事が好き、患者が好き、仲間が好き。看護師を続けるためには、このような「好き」の積み重ねが大事だと思います。つらいことや楽しいことを今後の業務の糧にして、看護師を長く続けていきたものですね。
その他にも「看護師業界で働きたい人へ」ページに多数掲載しています。ご覧下さい。

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