前の会社にて転職を決意した理由(退職理由)と、新しい会社に入社できた(採用された)と思う理由を聞くコーナーです。今回は看護学校卒業後に系列病院で看護師として働くもあまりの激務に、4年目に転職した愛知県の女性(27歳)のお話しです。
看護学校卒業後に系列病院で働くもあまりの激務に退職
看護専門学校を卒業後、系列の病院で働いていました。その学校は看護実習も系列病院を利用するなど関わりが強く、学生のほとんどはその病院で働くことが決まっていたようなものです。でも今となっては専門学校に入る前に先輩から話しを聞いたり、もう少し調べたりしてから入るべきだったと反省しています。
当時住んでいたところから病院まで片道1時間かかる上に、仕事も定時内で終わることは数年間で3度あったかどうかというレベルの激務でした。全員がつねに長時間勤務だったので、帰りには運転しながら居眠り事故を起こすスタッフも少なくなく、私も何度も寝そうになりながら目を擦って必死で帰宅していました。
その病院との契約期間が3年だったので、満期が近づく頃から、もっと自宅に近くて、残業も少ない病院を探し始めました。すぐに条件に合った病院を見つけ働くことに決めました。3年目に妊娠も発覚したので丁度いいタイミングで転職することになりました。
新しい職場はもちろん未経験の探偵業
新しい会社にすぐに入社できた一番の理由はやはり資格を持っていたことだと思います。資格は転職をする際に大きな力になってくれると感じました。
それと私の場合は、以前に働いていた病院が総合病院で、いろいろな診療科があったため、常に医療技術が進歩しており、いろんな職種の人たちと仕事ができたことも大きいと思います。チームで協力してそれぞれの患者さんに合った最良のケアをおこなった経験は総合病院ならではだと思います。数年間の経験は他の病院で勤務していく上での自信に大きく繋がりました。
また、転職する際の面接でも総合病院の名前と勤務年数をいうだけで「あんな激務のところで辞めずに働いていたたということは、良いものをたくさん吸収していると思うし、いろいろと力になってくれそうですね。すぐに来て働いてください」と言って頂けました。なので新しい職場に転職できたのは以前に働いていた職場での頑張りも評価されたんだと思っています。
あとは面接の時に以前の職場に対する不満などは絶対に言わずに、聞かれてもポジティブな所をいい、明るい表情でハッキリと答える事が実際に経験して採用されるポイントだと思いました。(後から聞いた話です)
「転職グッド」編集部からのコメント
看護業界は空前の人手不足で、(もちろん職歴によると思いますが)すぐに条件の良いところに転職ができるのがいいですね。この方のケースも看護学校卒業後に総合病院で心身共に鍛えられたことが幸い?して、自宅から近くて条件の良い病院に転職できました。この方もそうでしたが、ケアマネージャーや保健師、認定看護師などの資格も取っておくといっそう強みになります。
このほかにも「私の退職理由と転職できた理由」に多数の実例を載せていますのでご覧下さい。